【鍼灸症例】~夕方から夜にかけて…原因不明の『微熱』~ | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F

 

40代女性

【主訴】

半年もの間続いている原因不明の『微熱』

 

 

【問診】


発症し出したのは半年前くらい。

会社の部署が変わり慣れない環境の中かなり忙しくしていたそうです。





毎日のように残業もしており、体が限界を突破。

それまでは頭痛は発症したことがほとんどなかった。

微熱も同じ時期くらいから出るようになり、日中は平気だが夜になると熱が出て朝になると下がるを繰り返していました。





微熱の頻度が多かった為、最初の方は心配で内科にいったりもした。




『異常はありません』…とのことで「疲れのせいだ…」と自分に言い聞かせた。




肩コリや腰痛の自覚はすごくあり前々から気になっている。





体のケアは数ヶ月に一度整体に行く程度でその都度直ぐに戻ってしまう。





最近では頭痛や微熱に加え、首を後ろに倒すと痛みがでたりするため仕事にも支障が出ている。




睡眠の質も悪く寝た気がしないのと、疲れが全く取れない…。







このままだと精神を病みそう…仕事も出来なくなりそう…と不安になっていました。





『どうにかしなければならない』…と思い、調べていたら国立おざわを発見しました。




 

 

【視診・触診】


見た目の異常はさほどみられず姿勢も悪くはない。

触察にて頚部浮腫、後頭部の過緊張が診られた。

 





【治療】


不規則な生活リズム、環境の変化、過度な残業…等の様々な疲労の蓄積により体は交感神経緊張になり、副交感神経に切り替えようとするも上手く切り替える事ができない





微熱や頭痛からも分かるように体からは症状という名の悲鳴が聞こえているがそこできちんと休むひまもなく稼働し続けたため自律神経系のバランスが崩れそれぞれの神経が正常に稼働できない状態になっている。







鍼治療における独特な響き感覚が副交感神経神経を呼び覚ますため、しっかりと響かせながら治療を行なっていきました。




 

1回目

頭痛の頻度が減少。2日間調子が良かった。

 

2回目

頭痛が週に1回くらいになった。

首はまだ少し痛いがだいぶマシ。

 

3回目

徐々に良くなっていると感じる。

微熱も減ってきた。

睡眠の質が良い。

 

4回目

かなり調子がイイ。

仕事中も気にすることなく過ごしている。

 

5回目

仕事が忙しすぎて少し調子が悪くなったが酷くならず持ちこたえられた。

 

6回目

ほぼ改善。

発症すること無くしっかりと睡眠も取れ疲労感も残らない。

 

現在も月に数回ほど継続しながらメンテナンス治療を行なっている

定期的に治療を受けている方が仕事のパフォーマンスも良いとのこと。

 

 

【意外と多い『微熱』が続くという症状】


『微熱がずっとある』…という相談も比較的多いです。




今回の様に首コリが原因による微熱もあれば、風邪を引いて熱が上がりきらずにずっと微熱が続いている・風邪を引いて症状は治ったが微熱が続いている…という例もあります。





最近『風邪を引いているが熱が上がりきらず、ずっと微熱が続いている』という相談が多いです。




色んな説がありますが、本来であれば『発熱』とは、身体が治癒の方向へ向かう反応のはず。





しかし免疫が正常に作用せず、『発熱しきれない為、微熱が続く』という反応で、回復が遅れる人が増えています。




今回のケースでは『首コリ』による『頚部浮腫』が原因で自律神経が乱れ、体温調節が上手くいかなくなった為の『微熱』という症状でした。




首コリによる体温調節機能の乱れは極端な場合、夏場でもダウンを着ないと寒くてしょうがない…という症例もありました。




続く微熱は体力の消耗も激しい為、メンタルも崩れます。




早めに相談してください。



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【株式会社 one page】🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 院長・代表取締役 小沢 国寛


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