30代男性
【主訴】
午後になると熱が上がる。倦怠感、頭痛
→季節の変わり目に症状が強くなる傾向がある
【問診】
発熱と共に強い倦怠感が出る。学生の頃から、かれこれ10年以上
今まで色々な病院に(内科、脳神経外科、
心療内科では「自律神経の乱れが原因になっている」
昔から肩こりの自覚はある。後頭部に広がるような頭痛も。自律神経について調べていくうちに当院HPの症例を見つけてくだ
【視診・触診】
頚部〜肩にかけて非常に浮腫が強い。特に後頭骨周辺と側頚部(
【治療】
①浮腫をとる目的で胸鎖乳突筋、僧帽筋
②
1回目:鍼のズーンとした刺激が心地よく感じる。
3回目:頭痛の頻度が激減。熱も出ない日がある。
5回目:仕事の忙しさに体調が左右されなくなる。
8回目:熱が出ることもなくなり、症状は改善されました。
【不定愁訴と鍼治療】
現代医療において不定愁訴の治療は『対処療法』
頭が痛ければ痛み止め、胃が痛ければ胃薬を、
こうしてその場しのぎを繰り返し、自分の身体をだました生活を続けていると、いずれドカンと症状が出現します。
当院ではそういった患者さんが多く来院しています。根本的なアプローチができなければ症状は必ず繰り返します。
不定愁訴の治療には『自律神経を整える』
自律神経を治す薬はありませんが、自律神経を治す技術はあります。その為に国立おざわが在ります。
今回の症例のように原因不明の不定愁訴が10年以上続いているケ