【鍼灸症例】インフルエンザ感染後の後遺症〜最近病気になりやすい〜 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

創業17周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉
東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F

 

 

40代女性

【主訴】

インフルエンザ感染後、咳が続いた後の肩甲骨と背中の痛み

 


【問診】


インフルエンザに感染。ひどい喉の痛みと咳症状が出現。


その後関節痛の様に右肩甲骨が疼き出し、首や背部の痛みが出始める。


関節痛や咳、そこからくる肩甲骨周辺の痛みで不眠が続いている。症状を我慢していたら、フワフワと眩暈が始まる。



鎖骨の下あたりまで痛みが広がり、他の病気かと不安を抱えて整形外科を受診。

ブロック注射や電気治療を受けるが全く改善せず。



眩暈に対しては耳鼻科で薬を処方されたがそれも全く効果なかった。


コロナ禍にコロナワクチン接種をしてからとにかく調子が悪い。


今回の様にウイルス感染や風邪ばっか引いて免疫が弱ってしまった自覚がある数年間。


今回色々と症状を探しているうちに国立おざわに辿り着き、遠方でしたがご来院頂きました。

 



 

【視診・触診】


肩甲骨上の棘下筋、肩関節を包み込む三角筋ともに筋硬結が顕著。


首の後ろから鎖骨に付着する胸鎖乳突筋触診時、認知覚がみられた。



 

【治療】


まずは肩甲骨の疼く痛みに対して棘下筋・三角筋TPの処理を行った。


痛みの発生機序から肩甲骨の痛みを回避する姿勢が鎖骨下の痛みを誘発していると考え、力む際に力が入りやすい胸鎖乳突筋をメインに鎖骨下への治療を行う事とした。


他、咳症状や関節痛、病後の自律神経の乱れを治療する事とした。

 

治療筋▶︎棘下筋・三角筋・僧帽筋・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目:治療後重だるさを感じる

   悪いところを触られている感覚あり

 

2回目:棘下筋・三角筋刺鍼時、認知覚を感じる

認知覚▶︎鍼の響きが「そこが悪いところだ!」と認知する感覚

 

3回目:鎖骨下の痛みが抜ける。背中も同時に楽になる。咳も消失。


5回目:肩甲骨の痛み10→4

7回目:痛みを感じない日が治療後2日程続く

8回目:無理な動きを反復してしまい痛み再び出現


10回目:治療後肩甲骨の痛みが抜ける

ここまでスッキリ痛みが抜けたのは5ヶ月ぶり

メンテナンスで週一度、治療継続中。

 

 

【まとめ】


免疫力低下により様々な病気や症状が増えています。


自律神経の交感神経・副交感神経にはそれぞれ顆粒球やリンパ球などを生み、免疫機能に役立っています。


私の体感ですが、ワクチン接種後から体調不良を訴える方が多く、ウイルス感染・風邪・癌・心疾患・脳脊髄疾患・腎疾患などの病気に『逆に』かかりやすくなってしまっているのではないか…と疑う話をリアルに聞く事が多くなってきました。



免疫機能はワクチン打てばOK…という単純なものではなく、自律神経の交感神経が作用する顆粒球免疫や副交感神経が作用するリンパ球免疫が複雑に絡み合い、両者バランスよく天秤に乗ってこそ免疫機能を発揮します。



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現代社会は交感神経緊張なので、体内免疫バランスでどうしても顆粒球が多くなり、逆にリンパ球が少なくなってしまっていわゆる『免疫が弱って病気になりやすいカラダ』が出来上がります。



トリガーポイントに鍼が当たることによる『響き』は、副交感神経機能を優位にさせるのでリンパ球が増えます。現代人に足りないリンパ球を補える治療が今、必要なのです。



私は免疫力アップの為の治療には、首の治療を推しています。


首の細かい治療は脳血流や脳疲労も改善させるので、相乗効果でアガります。


これからの日本人元気の秘訣は、『自律神経と免疫力』です。ご相談ください。



【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛


国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】

 🇯🇵 チーム鍼屋®️🇯🇵 

東京都中央区銀座2丁目4-19 

GINZA SENRIKEN 5F【銀座並木通り】