【鍼灸症例】いわゆるアキレス腱炎。アキレス腱とふくらはぎの疼痛 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
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鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F

 

30代男性

【主訴】

ウォーキング時のアキレス腱の痛みとふくらはぎの鈍痛

 


 

【問診】


健康増進とダイエットも兼ねて3ヶ月前からウォーキングをはじめた。

1ヶ月経った辺りからふくらはぎの張りが気になってきた。

 

毎日入念に朝晩にストレッチやマッサージなどセルフケアをしてなんとか1ヶ月くらいは持ち堪えていたが

徐々にふくらはぎに鈍痛とアキレス腱に痛みが出てきた。

 

この1ヶ月くらいは歩く頻度を減らして様子をみたが痛みは治らず、、

 

現在、ウォーキング時の歩き始めや座ってる状態からの動き出しなどは特に痛みが強い。

また、アキレス腱が付着する踵の辺りは顕著な圧痛もある。




 

【視診・触診】


触診では下腿内側、外側及びヒラメ筋、アキレス腱にかけて圧痛がみられる。

また、アキレス腱の停止である踵に顕著な圧痛がある。

    

【治療】


主な治療部位

 

①腓腹筋内側、外側頭 ②ヒラメ筋 ③アキレス腱 ④中殿筋 ⑤半腱様筋 ⑥半膜様筋


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《治療経過》

1〜2回目 

下腿の鈍痛は軽減。

アキレス腱はまだ痛みが強い。


 

3回目

歩行時のアキレス腱の痛み軽減。

圧痛も以前より低下してきた。

 

4回目

ウォーキングした翌日は多少張りが残るものの痛みは消失。





 

【まとめ】


今回の症状は一般的にアキレス腱炎といいます。

 

アキレス腱は下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)と足底筋(欠如している場合もある)から構成されています。

 

長さ15〜20センチ、厚さ6ミリで人体最大の腱であり、約1トンの牽引力にも耐えられると言われています。

 

過度なスポーツなどが原因として挙げられ、ランナーなどによくみられます。


 

今回の場合、3ヶ月前から急に高頻度の運動を始め、下腿三頭筋に過負荷が掛かった事でトリガーポイントが形成され、柔軟性の低下を起こし、アキレス腱や踵骨の付着部への痛みに繋がったと推測されます。

 

腱と踵骨付着部は異接合部となる為、構造的に負担がかかりやすく、トリガーポイント(痛みの原因)が形成されやすいです。

 

これらのポイントを適切に処理する事で痛みの除去を目指します。





【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛



国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】

 🇯🇵 チーム鍼屋®️🇯🇵 

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(症例報告作成者)

株式会社one page副社長

奈須健太


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