【症例報告】止まらないゲップ症状。呑気症の鍼治療 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業17周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉
東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F


 

20代 男性

【主訴】

1年半程前から続くゲップ症状

 

 

 

【問診】


耳鼻科で薬を処方してもらい服用している。

悪化はしていないが改善には至っていない状態。

 

同時期にゲップ症状も出始め、ストレスが多いと顕著にゲップの頻度が増える。

 

ゲップに関して消化器内科で検査をしたが、異常はなくストレスが原因では?と言われた。


 

また、以前から慢性的な首肩凝りにも悩まされており、特にここ数ヶ月は凝りだけでなく首の圧迫感があり息苦しさを感じる。

 

猫背のせいか胸の前が詰まる感覚があり、常に違和感を感じている。


 

最近は上記の症状に加えて、不眠や倦怠感、頭痛や集中力の低下など仕事にも影響が出ているため、ご相談がありました。






 

【視診・触診】


触診にて頚部全体に筋緊張と浮腫がみられる。

特に頭半棘筋と僧帽筋、胸鎖乳突筋と胸部多裂筋に筋緊張と硬結が確認できる。

    

 

【治療】


主な治療部位

 

①頭半棘筋 ②僧帽筋 ③胸鎖乳突筋 ④胸部多裂筋 ⑤板状筋 ⑥肩甲挙筋



 

【治療経過】


1回目

術後、重だるさはあるものの呼吸がしやすくなり、頭もスッキリする

 

2回目

前回後、背部の違和感が改善し胸を張れるようになってきた。

それと同時に首の圧迫感、胸が詰まる感覚も消失。

 

3回目

以前に比べ、ぐっすり眠れるようになる。

後鼻漏とゲップの症状も少し改善してきた。

 

5回目

全体的に調子が良い。



 

考察



 

呑気症(ゲップ)は大量の空気を無意識に呑み込み、胃腸などにたまることが原因で引き起こされます。

 

呑気症に至る原因はハッキリ分かっておらず、ストレスなどと関連があると言われています。

 

主に、胃もたれや胸焼け、ゲップやおならなどの症状が挙げられます。ゲップなどが繰り返される事で胃酸の逆流を引き起こし、逆流性食道炎の原因となる事もしばしばあります。

 

特にポイントとして挙げたのが胸鎖乳突筋と胸部多裂筋です。

 

 

胸鎖乳突筋はトリガーポイントの宝庫とも呼ばれており、自律神経疾患の関与します。

この筋肉は首の側面から前面にかけて走行している為、今回の自覚症状である首の圧迫感のような症状の原因となります。

 

胸部多裂筋はゲップやしゃっくり、動悸や胸焼け、咳喘息や逆流性食道炎などの症状がある際に治療する部位としてよく選択する筋肉です。

 

上記の症状は長引くケースも多く、長年お困りの方も多いです。

 

ぜひ早めにご相談ください。




【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛


 

国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】 

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