我々が問診する時、『本当にそれが正しいのか疑問に持つこと』を大事にしています。
「ココが痛い」と言われて、「はいソコですね」…という訳にはいきません。
本来は『患者さんがココが痛いという場所は本当に原因の場所なのか?』…と疑問を持ちながら治療に当たらねばなりません。
しかし、
この数ヶ月、帯状疱疹後神経痛の患者の治療にあたっています。それも…今までに無いぐらいの数、です。。。
服が当たるだけでも激痛…夜眠れないほどのピリピリ・ズキズキ…本人が帯状疱疹に罹患している事が分からずに、いつの間にか見た目は治っているが帯状疱疹後神経痛が急に出てくるケースもあります。
この数ヶ月で信じられない数の帯状疱疹患者及び帯状疱疹後神経痛の患者が増えている現状は、文頭で言った通り『それが本当に正しいのか疑問にもつ』…というのが大切なのではないでしょうか。
先日の新患は「腰が痛い・ピリピリする」という主訴だったのですが、よく話を聞くと「時々お腹の方までピリピリする事があるんだよね」という症状もありました。
シャツをめくって背中を見てみると、ポツポツと治りかけの帯状疱疹の跡がありました。
本人は帯状疱疹とは気が付いていませんでした。整形外科にも行った様ですが、痛み止め・湿布を貰い、経過観察だった様です。
腰痛と帯状疱疹後の神経痛はもちろん鍼の治療法は変わります。
西洋医学では神経に有効な薬を処方するのですが、それでも改善しなかった方が連絡をくれます。
当院での帯状疱疹後神経痛治療としてはトリガーポイント治療による副交感神経機能の活性化・免疫力活性を行います。
劇的な改善は少ないですが、少しずつ少しずつ体質が改善されて、症状は良くなっていきます。
これだけ増えますと、ワクチンによる免疫系異常による一種の後遺症なのではないかと疑ってしまいます。
『本当にそれが正しいのか疑問にもつこと』盲目社会だからこそ、簡単に得られる情報を信用するのでは無く、自ら哲学する事も大切だと考えさせられます。
帯状疱疹後神経痛は本当に辛い症状です。
鍼師として出来る限りの技術にて治療努力致します。ご連絡下さい。