【鍼灸症例】20代女性 母指球の痛み&腕の重だるさ | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
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鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F


20代 女性

【主訴】

母指球の痛み 腕のだるさ

 



【問診】


先日引っ越しがあり重たい荷物や細かい作業を長時間行ったことにより母指球の痛みを感じだす。


放っておけば治るだろうと思っていたがなかなか治らず、さらに腕全体のだるさも感じるように…もともと首肩コリも強く感じていたためこのタイミングで身体全体を整えようとご来院頂きました。



 

【触診】


疼痛局所では短母指外転筋・母指対立筋・短母指屈筋を軽く触診しただけで強く痛むとのこと。


前腕部では総指伸筋・長短橈側手根伸筋に筋硬結が確認できました。


首肩まわりでは筋硬結が広範囲にみられ頸部全体がむくんでおりました。





 

【治療】


局所の治療で短母指外転筋・母指対立筋・短母指屈筋をメインに治療。


前腕部の総指伸筋・長短撓側手根伸筋では母指球、指先に響きを感じ認知覚がみられました。





なぜ前腕部、母指球に痛みが出てしまったのか…?


身体の末端に症状が出ている場合は必ずと言っていいほど中枢側にも問題があります。


今回の症例では手先以外に治療対象となるのが肩甲骨付近の筋肉、そして首肩を構成する筋肉群です。


人が手先を使って作業する際は肩→肩甲骨→上腕→前腕の筋肉が連動して働くことにより指先の作業が可能になります


身体の中枢側に筋硬結がある場合、本来中枢側が担わなければいけない分の負担が前腕部や指先にかかり負担の蓄積の結果TPが形成されます。


痛みがある局所だけに目を向けるのではなく、痛みが出てきたストーリーを考え視野を広げ治療を行う必要があります。


痛みを再発させないためにも根本治療を行うことが大切です。



【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛




国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】

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