脊髄・脊椎に関わる動脈と静脈。脊髄から各器官に分布する自律神経と鍼治療技術の可能性を考える
『自律神経を治す薬は無い
しかし、自律神経を治す技術はある』
私がよく使う言葉です。
動脈・静脈...と聞きますと、
筋肉・内臓に分布してるもの...と思いがちですが、椎骨や脊髄にも分布し栄養しています。
そして脊髄は自律神経にも関与。
つまりのところ、
局所的な血流増加により、
自律神経が、変わる
常々『?』
と、考える事は臨床で最も大切。
何故?多裂筋は首から仙骨までビッチリと
背骨を守る様に付着しているのか?
そこに自律神経異常を引き起こす引き金点であるトリガーポイントが形成されたらどの様な反応が起こり得るのか?
自律神経が各器官に分布
その分布領域の多裂筋を治療する事により
各領域の自律神経機能の改善が見られることが臨床データとして確立してきました。
脊柱は当然、脊髄を守るものとして身体の中心に軸として位置してます。
しかし、
『何故?多裂筋は背骨を守る様にそこにあるのか?』
自律神経に悩むる患者様が増える現代
何故?増えるのか?
答えるまでもなく。
多裂筋は最も深層にあり
治療技術を要する部位です。
ここに打てば良い...という部位でもなく、
『そこだ!』
...というポイントに鍼先を導く技術が必要です。
それを認知覚といいます。
自律神経を治す技術は鍼治療の未来です。
是非ご相談下さい