ドライアイ・目のピクつきと痙攣が止まらない 鍼灸症例 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F



20代男性


【主訴】

ドライアイ・目の渇き・目のぴくつき・痙攣症状


3年前程からドライアイ、目の渇きの症状が継続している。


1年前からまぶたがぴくつく様な痙攣症状も出始める。


眼科で目薬、点眼液、を処方されて使用しているが改善しない状況。


常に渇く感じが辛い。


学業でのパソコン作業や、勉強が忙しくなった頃からの症状である。


日中はメガネorコンタクトを使用している。コンタクトは長時間着用すると辛い。


首凝りの自覚はあまり無い。


鍼治療ははじめてだったが、当院ホームページを見つけて頂き、御来院頂きました。





【視診・触診】

首凝りの自覚は無いとの事でしたが、ドライアイ症状では、首の環境の状態悪化を疑います。


触診時に、明らかに浮腫感が強く、表面上の皮膚の動きも悪い状態でした。


頚部の筋浮腫、トリガーポイントの除去を目的に施術して行く方向でお話しさせて頂きました。



【施術部位・施術経過】

メイン①頭半棘筋②大後頭直筋、

僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、側頭筋







施術1回目

頭半棘筋停止部、大後頭直筋、刺鍼時に、目の方への認知覚を得られる。凝りに当たっている感覚がある。



施術2回目

前回治療後、重怠さが出た。

前回よりも鍼の響き感が増す。



施術3回目

筋浮腫の軽減が診られる。

前回治療後の晩、目やにが沢山出る。治療後は2.3日怠さが出る。首の凝りを感じる様になる。



施術4回目

目の痙攣、ぴくつき感が消失する。

噛み締めの自覚もあるので、側頭筋の治療も追加して行う。



施術5回目

治療後の怠さは出辛くなる。目の渇きも楽になって来た感覚がある。顔色が凄く良くなる。

辛さはMAX10→7くらいになる。



施術7回目

置鍼中解れる感じがある。辛さは当初の半分くらいになる。7→5



施術9回目

残り2割くらいの辛さ、違和感は残るが、目の渇きもかなり改善する。ここ3年の間で一番楽な状態である。




【まとめ】

長年のご症状が改善方向に向かい嬉しく思います。ドライアイなどの眼科領域の不調に対しても、トリガーポイント鍼治療はとても有効です。


今回の症例では、頚部に形成されたトリガーポイントを的確に刺鍼する事で、目の方への認知覚を得る事が出来ました。


特に後頭下筋群(大後頭直筋)に対しては、絶対的にマッサージや整体等では直接アプローチする事が出来ません。


長引いてる不調ほど原因は深層部にあるケースが多いのです。


パソコンやスマホの使用により、首凝りから生じる、眼科領域の不調は身近な悩みの一つであると思います。



是非ご相談ください。



【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛




国立おざわの銀座院〈銀ざわ〉