10年悩む頭痛と慢性疲労 鍼治療症例 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F



30代男性


【主訴】

頭痛・全身の倦怠感


10年以上悩んでいる。

特にここ5年ほど過労が続いていて、徐々に頭痛も強くなっている。


整形外科、脳神経外科に行き様々な検査を行うも脳血管や神経に異常は診られず。。。


医者は首肩コリが原因ではないか?とのことでお手上げ状態。


2ヶ月前から更に体調が悪化する。光を直視できない、音に敏感になる。


再度脳神経外科を受診するも抗うつ状態と言われ、薬を処方されたが効果はなく。現在漢方を飲んでいる。痛み止めが手放せない。


仕事も不規則で、精神的にハードな日々が続いている。拘束時間も長い。


学生時代にバスケをやっていたこともあり、首や腰、肘など色々痛めたことがあるので、それも関係している気もする。


整骨院に月一回通っていたが、楽になるのはその場だけ。自宅に着く頃には戻っている。


昼食後に仮眠をとった後、起きるときが1番ひどい頭痛。


首肩コリの自覚はある。疲れが限界にくると動けないほどの全身倦怠感。


このままだと仕事もままらない。頭痛に鍼が効くということをネットで見つけ、当院HPを見てご来院されました。



【視診・触診】

頚部後屈時に詰まる感覚があり可動域に制限が診られる。

頚部全体がひどく浮腫んでおり触診困難でした。


【治療】

①頭半棘筋 ②胸鎖乳突筋 ③側頭筋

をメインに治療を行いました。








1回目:治療当日は夜眠れない感覚があった。しかし頭痛は劇的によくなる。


3回目:側頭部の頭痛がまだ少し残るため側頭筋の治療も開始。

治療直後から身体が軽くなる。薬の服用もなくなりました。


5回目:頭痛は完全に消失しました。



〜首の筋肉と頭痛のパターン〜

ここ最近、頭痛のご相談件数が急増しています。


頭痛を感じている方の多くが、

まず神経内科などで脳のMRIを撮り異常なし。

そしてなす術なく痛み止めで凌ぐ生活。


徐々に痛み止めが効かなくなり最終的に鍼に辿り着く…..というパターンです。


頭痛は病気ではなく、

【脳が頭が痛いと感じている状態】をいいます。


さらに簡単に言うと、

頭頸部に付着する筋のトリガーポイントが活性化している状態】です。


なにか器質的な原因があり頭痛が出ることもありますが、今回はその様なケースを除いた筋肉性の頭痛パターンをいくつか紹介します。


①頭半棘筋

目の奥のズキズキ、頭が割れそうな頭痛

②頭板状筋

こめかみのズキズキ、顎にも違和感

③胸鎖乳突筋

片側がズキズキ、食欲減退、食いしばり

④側頭筋

食いしばり、側頭部痛、ドクドクとした頭痛

⑤後頭下筋群

最も頑固な頭痛、その他不定愁訴も連動していることも多い


実際に臨床の現場では複合的にTPが形成されていることがほとんどで、細かい問診と刺鍼技術が必要になる症状です。


筋肉性の頭痛は、どのような検査を行ったとしても原因は不明です。


お悩みの方は是非一度ご相談ください。



【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛





国立おざわの銀座院〈銀ざわ〉 

🇯🇵 チーム【鍼屋】🇯🇵 

東京都中央区銀座2丁目4-19 

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