TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)とトリガーポイント【鍼ざわ塾】 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

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【TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)】

三角線維軟骨複合体損傷(以下TFCC損傷)は手関節の小指側の関節損傷を言います。

尺骨から三角骨・月状骨への靭帯や掌側・背側の橈尺関節への靭帯。そして関節円板や三角靭帯などを総称して『複合体』とまとめて呼んでます。


これら複合体のいずれかが損傷して手関節尺側に痛みを出していれば『TFCC損傷ですね』と診断されます。

MRIなども撮って調べていずれかが損傷していると同じ様な診断がなされます。しかし、いつまで経っても症状が改善しない…という方も少なくありません。私の見解ですが、『TFCCが損傷していてもTFCCは複合体。

実際にTFCCが損傷していても補う場所があり、それが痛みの原因になっているとは限らない。』と思うのです。

むしろTFCC損傷は『MRIを撮ってみたらそういう状態になっていた。(しかしその損傷箇所が現在の痛みの原因とは限らないのでは?)』という事であると私は思います。


さて、、

【鍼ざわ塾】with 蜂須 


TFCC意外にも治療する場所が沢山あるのですが、その痛みの原因の1つになる『尺側手根伸筋』。

実際に響きますと『痛みの場所に響く』という認知覚が起こります。


手術しても痛みが残っているケースも沢山あります。


手術を選択される前に『TFCC損傷と診断されたが本当にTFCCが問題の痛みなのか?』と疑問を持って頂きたいです。

初めに鍼治療相談する事を勧めます。


尺側手根伸筋は手首の痛みを出すトリガーポイントが内在します。

また詳しくTFCC損傷については書きます。