大腰筋の鍼治療 〜股関節前面の痛み・痺れ・頑固な冷え〜 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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【鍼ざわ塾】

本日テーマは『大腰筋』

大腰筋は股関節屈曲に関わる重要な筋肉です。骨盤にも関係しますので痛みや痺れの他にも浮腫みや骨盤内血流による婦人科疾患などにも関わります。


大腰筋の前には腎臓が位置し、構造医学の分野でも大腰筋の血流低下は腎機能の低下を招き、冷えなどの症状に繋がると言われています。


当院では大腰筋治療の場合、うつ伏せ状態にて治療を行う事が多いです。仰向けでも治療可能ですがうつ伏せの方が内出血などのリスクが少なく治療が可能です。


大腰筋は腰椎の肋骨突起と肋骨突起の間から鍼を打ちます。確認の為一度肋骨突起に鍼を当てて位置確認をした後方向転換を行います。


例えば大腰筋が拘縮している場合は椅子に座る時に浅く腰掛けだらしない姿勢がラク…となります。

イメージとしては、、


こんな感じです。人は『悪い筋肉を無意識に伸ばす』という癖があります。

つまり無意識に足を組んでしまう場合、『足を組むのは良くない』と言いますが、実際は足を組む動作をする筋肉にトリガーポイントがあるから足を組んでしまう。。。という事です。

つまり上の写真の私の様な姿勢を無意識にとる人&座ってる時その方がラク…という人は大腰筋にトリガーポイントがある。ということ。

症状として冷えや浮腫み。痺れや痛みがそこにある場合、原因は大腰筋トリガーポイントであると言えるのです。

無意識に取る姿勢。

これをしてるとラク。

姿勢を見るだけでどこにトリガーポイントがあるのか想像するのも勉強になります。