症例報告~運動時の肩の痛みと腕の痛み。頭痛症状~ | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F

 

20代女性

 

<主訴>

 

介護の仕事をしている。

 

普段から体を使うことが多いが、趣味でテニスをしていてだんだんと方から腕にかけて痛みが出現してくる。

 

じっとしていると症状は軽いが、ふとした時に肩前面部から手首の外側にかけて痛みを感じる。

 

テニスはサーブで痛みを感じるためにお休みをしている状態である。

 

もともと頭痛症状が何年も続いているためそちらも治療してほしい。

 

 

<視診・触診>

 

首・肩・背中にかけての緊張が強く、三角筋前部と棘下筋部に認知覚が出現。

 

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腕の症状は尺側手根伸筋に硬結が診られた。

 

 

<治療>

 

認知覚の強く診られた三角筋・棘下筋及び尺側手根伸筋を中心に治療を行いました。

 

もともと肩こりの為僧帽筋も同時に治療を行いました。

 

1回目~3回目:肩の症状は痛みの場所に変化が出現。肩の前の痛みが中央に移動する。

 

腕の症状はだんだんと症状が軽減した。10→7

 

4回目~5回目:刺鍼部位を大結節中央に絞り刺鍼を行いました。その後から肩関節の関節可動域が広がり痛みは7→3までに減少する。

 

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仕事が忙しく、残りの3割の痛みがなかなか改善せず。

 

しかし10回目の治療時には肩から腕にかけての症状がすべて消失する。

 

 

現在も治療継続中。。。。

 

 

<肩から腕の痛み>

 

実は肩と腕というのは密接な関係があり、肩の関節可動域が制限されてくるとどうしても腕の筋を使ってしまいます。

 

すると普段は肩と連動して腕の筋を使えていたにも関わらず、腕で頑張ってしまう為腕にトリガーポイント形成が起こり自覚症状が出現してきます。

 

肩だけの痛みであれば肩や背中周りを治療すればよいのですが、腕まで症状が出ている場合は肩とワンセットで治療する必要性があるでしょう。

 

 

 

 

国立おざわ鍼灸・整骨院

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院長・代表取締役 小沢国寛