へバーデン結節の鍼治療 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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ホワイトボードにて『へバーデン結節』について先週から書いています。(今週更新予定)

 

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へバーデン結節は50代~指の遠位指節間関節(DIP関節)に起こる原因不明の変形と炎症です。

 

指には細かい靱帯、そして細い指の腱などが分布します。

 

想像以上に細かい部位なのです。

 

関節に炎症が起こるとそれを治そうとして細胞が集まります。

 

すると徐々に関節が膨れてきて変形が起こります。

 

変形が起こり始めますと指の筋肉の収縮のベクトルが微小変化を起こす為、それによる炎症が再び起こります。

 

悪循環が始まります。

 

整形外科などでは「ご年齢によるものですね」とまとめられがちですが、やはり女性の指が曲がっていくのは本人的にも「ハイそうですか」で済まされない部分が多いはずです。

 

鍼治療でのへバーデン結節治療では、変形している関節を治すことは難しいのですが、①痛みの消失②炎症の改善を行う事は可能です。

 

①と②のケアを行えば、それ以上進行しない状態に持っていく事が出来ます。

 

 

当院ではへバーデン結節部の痛みは指の遠位指節間関節部周辺に形成されたトリガーポイントが原因であると判断し治療を行います。

 

用いる鍼は『極霞(ごくかすみ)』というとても細い鍼です。

 

寒くなり始めのこの時期はへバーデン結節が増えます。

 

初期の段階にて治療しておくことが今後の変形の予後につながります。

 

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国立おざわ鍼灸・整骨院

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院長・代表取締役 小沢国寛