半棘筋のトリガーポイントと索状硬結(さくじょうこうけつ)を考える。 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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トリガーポイントとは『痛覚過敏部位』の事です。

つまり、『首が痛い!』『腰が痛い!』という症状があれば、その付近に必ずトリガーポイントが存在するという事になります。

注意すべきは『痛い場所=悪い場所』ではないという事でしょう。

慢性痛が増える原因は、痛いと訴える場所を悪い場所と勘違いして治療している施術者の責任なのです。





半棘筋(上の図)は筋肉の繊維が細かい筋肉の一つです。

①首の痛み
②寝違い
③頭痛
④目の痛み
⑤のどの痛み
⑥顎の痛み
⑦自律神経疾患
⑧不眠
⑨視力の減退
⑩パニック障害
⑪うつ



などの様々な症状が出ている場合に疑うべき筋肉です。

首の筋の深層に位置していますが、この筋は繊維が細かく、トリガーポイントが形成されると『索状硬結(さくじょうこうけつ)』として触診することが出来ます。

少し触診にはコツが要りますが、普通のコリと違って、広範囲と言うよりか長く繊維状にコリが出来ます。


索状に出来たコリに対して、コリの初めから終わりまで、細かく鍼を打ち、循環改善をしていかなくてはなりません。

半棘筋にトリガーポイントが形成されると多くの不定愁訴が現れます。

交通事故のむち打ち症やしょっちゅう寝違いをする人、武道やコンタクトスポーツをやっていた人は要注意です。

知らぬ間にトリガーポイントが頑固に形成されている事があります。


最近ではスマートホンのうつむく動作により、半棘筋にトリガーポイントが形成されやすい時代傾向があります。


首の筋肉的には3層目に位置する筋肉なので、指では届かない部分があります。

その部位に対してのアプローチは鍼治療がお勧めです。




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