アツい話で恐縮です。
今日は2名、当院にスタッフとして勤めたいという先生が治療院見学に来てくれました。
遠い中、見学に来て頂きありがとうございました。
鍼治療というのは様々な流派があります。
流派を持たずとも、我流で治療している先生方も多くいます。
当院ではトリガーポイント療法の理論に基づき、臨床的に国立おざわ流に進化させた響鍼点治療を行っています。
なので希望者には必ず治療院見学をしてもらいます。
人手不足と言われる時代ですが、国立おざわは求人を出すとすぐに国家資格者からの問い合わせがあるのがありがたい事です。
自ら言うのは恐縮ですが、鍼師にとっては国立おざわは臨床現場として最高の環境だと思います。
自らその様に言える理由といたしましては、国立おざわを開業までの最終ステップとしてくれる施術スタッフがほぼ100%だからです。
今まで卒業したスタッフは、全て「開業する」という理由で卒業しています。
学ぶ環境が特化しており、施術スタッフも多い為、スタッフ同士で勉強し合える環境があります。
全国の鍼灸院の1日平均来院数は1,7人と言われています。
それの32倍以上の臨床経験を1日で学ぶ事が出来る環境があるというのは「臨床を学びたい」という鍼師にとっては最高の環境です。
「鍼治療は初めてである…」「今まで色々な所に行っても改善しなかった…」という、勉強させて頂ける患者様が多く来て頂いています。
私は臨床家というのは絶対的に臨床数と鍼を打った本数にこだわらなくてはならないと思っています。
西洋医学の医師も、技術力に特化している所は必ず臨床数にこだわっています。
治さなくてはならないというプレッシャーと日々戦う為、楽ではありませんが危機感というのは人を成長させてくれます。(当たり前の事ですが)
国立おざわでは鍼を1日1000本以上消費します。
鍼治療というのは治療を受ける人にとっての最終選択になる事が多い治療技術の一つです。
例えば首が痛いという主訴があり、整形外科へ行くも痛み止めと湿布のみ。
そしてマッサージを受けてみようと整体やカイロ・整骨院へ。
それでもなかなか治らず鍼治療を受けてみよう。。。。
という流れになる事が多いです。
首のコリによる多くの不定愁訴が出ているまでに気が付くのも様々な病院に行ってからが多いのです。
2014年まで、鍼灸院や接骨院などは右肩上がりに治療院の数が増えていました。
規制があり学校の数が限られていた時代は終わり、学校が増えすぎた結果でしょう。
弁護士も、歯医者も、会計士も同じです。
しかし最近、右肩上がりだった全国12万件の国家資格治療院も横ばいになってきたようです。
原因は「人手と技術力」だと私は思っています。
人を育て、技術を教える現場こそ、これからの時代に求められる治療院作りになるのではないでしょうか。
私はこれから仲間入りするスタッフに対して、そこに危機感を持って頂きたいと思っています。
良き出会いがありそうです。
アツ過ぎる話&長い話で恐縮でした。m(__)m
ありがとうございます。
PS
明日は申し訳ございませんが、祝日の為お休みを頂きます。
ご迷惑おかけいたします。
国立おざわ鍼灸・整骨院
㈱one page

