『むずむず足症候群』という病気があります。
ひどい人は足を動かさずにはいられない位の症状の人もいます。
↓≪ためしてガッテンより抜粋≫
A11(エーイレブン)と呼ばれる脳の神経細胞があるのですが、この役割は不必要な信号が脳に入らないようにブロックすることです。
しかし、むずむず脚症候群の人は何らかの原因でそのA11の働きが弱くなったからと考えられます。
その結果、ちょっとした刺激に対して脳が過敏に反応するようになり、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまったりするようになるそうです。
また脊髄反射が起こって脚がぴくつくこともあります。
A11の働きが悪くなる原因は?
原因としては鉄不足があります。鉄はA11の働きに必要なものなのですが、夜になると血液中の鉄の量が減ってしまうため、普段から不足している人は症状が起こると言われています。
また遺伝や加齢が原因でA11の働きが弱くなっている場合もあります。
むずむず脚症候群の対策としては何があるのか?
いくつか紹介されていましたが、医師の指導のもと対策を行うことが大切です。
①鉄を補給する
食生活の改善や鉄剤を処方してもらって補給します。
②ドーパミン作動薬を使う
弱くなった神経細胞に刺激を与えてA11を働かせるようにします。
③行動療法(マッサージやシャワーなど)
寝る前に刺激を与えることで症状が和らぎます。
④刺激物を控える
カフェインの入ったコーヒーやお酒を控えるだけで改善することもあります。
ちなみに今まで当院で治療した患者様はかなりの確率で改善しています。
下腿の筋や骨膜・靭帯のトリガーポイントを治療するだけで効果があります。
推定患者数は200万人~500万人います。
結局お医者さんに行くと『コーヒーの飲み過ぎ(カフェインのとり過ぎ)だよ。』と言われるケースが多いようです。
やはり薬物療法を選択する前に鍼灸や手技療法といった自然療法をおススメしたいです。
ちなみに足のほてりなどもむずむず足症候群の一つと考えられています。
睡眠障害で思わず足を動かしてしまう方はひょっとするとむずむず足症候群かもしれません。
足の状態というのは人それぞれ言い方が違います。
『足が熱い、足が重い、足がダルイ、足が疲れる、足がチクチクする…』
足の症状がある人はひょっとするとむずむず足症候群の可能性があります。
50歳男性
≪主訴≫
足のむずむず感。眠れない。
≪治療≫
視診や触診にて明らかに下腿のトリガーポイントが散在していた為、触診をしてその部位に鍼灸トリガーポイント療法を施術
≪治療結果≫
2ヶ月ほど悩んだ症状が一度の治療で緩解した。
他にも、
47歳女性
≪主訴≫
足のほてり、熱くて眠れない。
熱感もある。
≪治療≫
足のトリガーポイント療法を施術。
≪ペインスケール≫
1回目…気になり度が半分位に減少
3回目…ほぼ完治。
毎年夏はむずむず脚症候群にうなされるが、今年は治療のお陰で症状がほぼ出なかったそうです。
足の悩み、ご相談下さい。