先日島田 紳助が出ている番組で、お寺の和尚さんが色々な事についてのコメントをしている番組を少しだけ見ました。
芸能人の質問の中に『東北の皆様に今何と声をかけていいのか分からない』という質問がありました。
1人の和尚さんは実際に現場に行って色々見てきたようです。
実際に頑張っている人に『頑張ってね』という言葉をかけるとなんともしっくりこない様な感覚があります。
よくスポーツなどでは『頑張れニッポン』と言いますが、東北の人の気持ちを考え『頑張ろうニッポン』と言葉を変えているようです。
しかし東北の人々はそれを見ても何だかストレスが溜まるようです。
『頑張っているのに毎日テレビで頑張ろう頑張ろう、と言われる』
やはり現場を見て、一番良い言葉は『頑張ってるね』という努力を認めてあげる様な言葉が一番ベストなのではないかと和尚さんは言っていました。
人生相談の番組などは色々と見てきましたが、あの和尚さんが出ている番組は新しい考えや新しいコメントが聞けます。
情報社会になり、最近の流れとしては『結果』しか見ていない様な風潮があります。
結局のところ『結果』が最も重要な所ですが、それまでの『過程』というモノはもっと重要です。
他人に認められなくても、自分で自分を認めてあげればそれまでの過程は自分の『結果』になります。
その失敗した結果ではなく、『失敗をしたという小さな成功を得た結果』を大事に大事に思い続ける事が、どの仕事でも、どの行動でも重要なことではないかと僕は思います。
失敗は小さな成功です。
東北の人も今頑張っています。
今後PTSDや心の病・身体の不調などが数えきれないほど沢山出てくるでしょう。
しかしそれでも頑張っている訳です。
正直こちらの地域も計画停電や色々な業務の変更などがありました。
しかし、皆頑張っています。
日本中が頑張っています。
周りが頑張れ頑張れと励ましで言っていても、なかなか誉めてくれる人はいないです。
たまには自分自身で『よくやった』『よくやってる』『頑張ってるぜ自分!!』
…と誉めてあげる事も重要ですね。