お膝には未来があります。
かなり複雑な構造にもかかわらず、動きは単純。それだけ微妙な調整がそこに働いているのでしょう。
お膝に重要な筋肉の一つに『大腿四頭筋』というのがあります。
厳密に言うと中間広筋・外側広筋・内側広筋・大腿直筋の4つから構成されています。
これらの筋肉は大きな力を発揮しなくてはならない為、お皿(パテラ)を介して大きな力を発揮します。
井戸で例えるならば・・・
ロープを引く人が四頭筋(太ももの筋肉)・・・水が膝より下の足・・・というところでしょうか。
そして水を直接ロープで引っ張ると重いですが、そこに滑車があるとらくらく引けます。
その滑車がお皿・・・というところです。
膝の疾患がある人はお皿が動かないケースが多く存在します。
その時はお皿を動かしてあげるような治療をする事があります。
ロープを引く人が痛んでいるのか・・・(筋肉)
水が重いのか・・・ (力不足)
滑車がさび付いているのか・・・(お皿の動き)
それを見極めて治療する事が重要です。
国立おざわ鍼灸・整骨院