非常につらい疾患です。
メニエール病
数時間持続する発作性回転性めまい、悪心・嘔吐、耳閉感を主張とします。
常に反復し、慢性期では発作間欠期にも一側の耳鳴り、難聴をきたす『内耳性疾患』であります。
内耳性疾患というのは非常に性質が悪いです。
一応原因としては内耳の内リンパ水腫が原因とされています。
内リンパ液過剰分泌もしくは吸収障害によると考えられています。
約8割に悪心・嘔吐・発汗などの自律神経症状がみられます。
数日ないし、数年で再発する事もしばしば。。。
とっても辛いです。
副腎皮質ステロイドや重曹水・利尿薬・抗ヒスタミン剤なども治療に使われます。
聴覚低下が著名になり、発作が続く場合には、前庭神経の切断の処置をとることもあります。
そもそもめまいには5種類あります。
①メニエール病(上記)
②前庭神経炎(急激発症・先駆症状に上気道)
③良性頭位性めまい(過去の頭部外傷でも起こる)
④頚性めまい(変形性頚椎症による椎骨動脈の圧迫でもおこる)
⑤それ以外のめまい(けっこうこれが多いです)
意外とお悩みのめまい症状は骨格筋が影響しているかもしれません。
骨格筋は人間の体の50%~60%を占めています。
筋肉の状態や骨の状態がめまいを起こす事も考えられない事はないのです。
よく坐骨神経痛です。という患者様の8割は本当の坐骨神経痛ではありません。
坐骨神経痛のような症状を他の筋肉が出す事がほとんどなのです。
ですから循環の基本である脈管系&骨格筋は治療するに値する部位です。
本日メニエール病についてのお問い合わせメールがあったので詳しく書かせて頂きました。
最近ぱっとしない天気ですね~(>_<)
さて、イチローに負けないように頑張りますか!(^^)!