睡眠は眠りの深さが重要です。
夢を良く見る→眠りが浅い
ちょっと起きると目が覚めてしまう
などなど、、、
睡眠時無呼吸症候群も次の日の疲れに影響してきます。
治療してて思うのは、眠りが浅く、睡眠不足な人ほど治りが悪いという事です。
単純な頚部の筋肉や肩の筋肉が原因で眠りが浅くなってしまっている人もいます。
その人は治療をすればその日は良く眠れるでしょう。
筋肉の状態が良くなっていけば自然と疲れにくい身体になっていきます。
しかし元々うつ病や自律神経疾患によって不眠が在る方などは筋肉を治療しても効果がゆっくり出てきます。
筋肉が悪くて不眠・眠りが浅い→即効性がある
基礎疾患(鬱病・自律神経疾患)があって不眠・眠りが浅い症状が出る→徐々に効果が出てくる。
僕は『どんな薬よりも睡眠に勝る治療は無いですよ』とよく言っています。
普通トリガーポイント治療をすると副交感神経が優位になるので鍼をしてトリガーポイントにヒットした瞬間にお腹が動いたり、眠気が襲ってきたりするものです。
しかし基礎疾患(うつ病・自律神経疾患)がある人は治療中もお休みになる人は少ないように感じます。
もし睡眠薬を飲んでいるならば、その薬の量を減らせるように、頚部の筋肉や肩回り、自律神経疾患に関わってくるような部位に治療を行います。
トリガーポイント療法はうつ病や自律神経失調症などに凄くいい効果があります。
鍼の刺激量が調節できるので気に入る方が多いようです。
ただし、統合失調症に関しては精神疾患に分類されているため効果は実証されていないようです。
ただ最近、心療内科がもの凄く増えています。
日本の現代社会の象徴です。
企業でも『心の病にかかった時の長期保証の企業保険』が最近もの凄くおおく契約されているそうです。
ただ海外の心療内科の先生が言っていたのですが、『日本の心療内科の先生たちは薬を多く出しすぎる。もう少し患者さんの話を聞いてからでもいいのではないか?』と言っていました。
海外の人は軽い症状の時に気軽に心療内科に行くそうです。
うつ病や自律神経失調症に鍼灸治療が効くという事はあまり世間では知られていませんね。
特にトリガーポイント療法が効くという事は。
これから徐々にご自分と戦い疲れている方々に知っていただけると嬉しく思います。
PS
きょう雨すごいですね