元々交通事故によるむち打ち症の治療をしていたそうです。(むち打ち症はその時良くなったとしても後々出てくる…というところが『潜在性トリガーポイント』の恐いところ)
事故以来、
頭痛や耳の詰まり感、
不眠の症状がありました。
今回『ギックリ背中』をキッカケに「そろそろ自律神経の治療もしたい」…ということで問い合わせがあった症例を紹介いたします。
本人は「急に」背中が痛くなったと感じています、、、、が、その症状の本質は「急ではない」ところにある…という説明もして参ります。
&
頭痛・耳の詰まり感・不眠
【問診】
2週間前のことです。
家事をしているとき、洗濯物をヨイショと運ぼうと手を伸ばした瞬間、、、
背中に
今までにギックリ腰は何度か経験があるものの、背中にこんな痛み
当日は全く動けず寝たきり状態。翌日に普段通っていた整骨院へ行くことに。
『ギックリ背中』と言われ、電気治療やマッサージを受けた。
初めは連続で3日ほど施術を受け、2週間で計7〜8回通院した。
当初より半分くらいまで痛みは軽減したが、それ以上はなかなか改
時々フッ!!っと息が止まるような背中の痛みが出る。
20代の頃交通事故に遇い、むち打ちがある。
慢性的に首肩凝りも自覚がある。
加えてそれ以来、頭痛や耳の閉塞感、不眠症にも悩まされている
最近は慣れてしまったのか、
首肩凝りをあまり感じなくなっていた矢先の出来事だった。
ただ、
首肩の可動域は狭く、
後ろを振り向こうしても身体ごと回さ
以前から鍼治療には興味があり、
この機会に背中の症状だけでなく
【視診・触診】
視診
背部の筋膨隆がみられる。
(過度な筋緊張や交感神経優位の状態)
触診
主訴である背部に筋緊張と圧痛がある。
頚部の筋浮腫も強く、細かく筋肉が触診できないほどの状態

【治療】
①頭半棘筋
②僧帽筋
③肩甲挙筋
④板状筋
⑤大後頭直筋
⑥胸鎖乳突筋
⑦胸部多裂筋
【治療経過】
初回治療後、背部の疼痛が激減。
頭もスッキリした。
2回目
前回後、背中のペインスケール10→5
久しぶりにぐっすり眠れた。
頭痛は前回以降出ていない。
3回目
術後、調子が良い。
背中の痛みは残り1〜2割。
首の可動域も広がってきた。
4回目
背中の痛みは消失。
一時的に首肩の凝りを感じるようなってきた。
夜中に目が覚める事はなくなり、頭痛も耳の閉塞感も気にならなく
8回目
今まで感じていた不定愁訴が消失。
この20年位で一番調子が良い。
現在も週に1回の治療を継続中である。
【急な症状は急な症状にあらず】
えっ?
急な症状なんだから、急な症状でしょ?
トリガーポイント治療において『急な症状は急な症状にあらず』という哲学があります。(私が作りました)
例えば今回のケースの様に『ギックリ背中』という自覚症状。
本人が感じている自覚症状です。
ここからはイメージの話です。
①コップがあります(想像して下さい)
②でもそのコップは見えません(大きさも様々かもしれません)
③水が入っています(どのくらい入っているかは分かりません)
④水はどんどん注がれます
⑤いずれコップから水が溢れます(これがいわゆる自覚症状です)
コップ=痛みの器(人それぞれ)
水=トリガーポイント活性のキッカケ
溢れた水=自覚症状
痛みの器がコップならいいのですが、
中にはバケツやドラム缶の人もいます。
そんな人の器がドバーッとあふれ出たら恐ろしいのです。
ギックリ腰やギックリ背中という痛みの症状もあれば、手が痺れたり足が痺れたりという痺れの症状もあります。
そしてもっとも恐ろしいのは、、、
『急な自律神経症状』です。
西洋医学的に診断名が付くものもあれば、
診断名が付かない不定愁訴も沢山あります。
現代人のコップには、
既になみなみと水が溜まっているのです。
そこにストレスという石ころを落とすだけで、
ドバーッと水が溢れるのです。その石ころは無自覚なものもあるのだから。
【株式会社 one page】🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 院長・代表取締役 小沢 国寛
国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】 🇯🇵 チーム鍼屋®️🇯🇵 東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F【銀座並木通り】
【書籍】首コリ治療で世界が変わる!病の本質「トリガーポイント」を鍼で打ち抜く【扶桑社】


