那須の山奥の三斗小屋温泉

テーマ:
 
那須連峰は何度も行っているのですが、一番の思い出は歩いてしか行けない三斗小屋温泉なので、その温泉の紹介をしたいと思います。

まずは、Wikipediaの解説を掲載します。
三斗小屋温泉(さんどごやおんせん)は、栃木県那須塩原市(旧国下野国)旧会津中街道の三斗小屋宿近くにある温泉。江戸時代には『那須七湯』を構成する温泉に数えられ、現在でも那須温泉郷を構成する温泉として数えられる。アクセスは徒歩のみ、トレッキング程度以上の装備が良い。朝日岳(1903m)の西側の山腹標高約1,500mに温泉が位置する。温泉地は那須町にある那須塩原市の飛び地である。谷を下って約3kmの地に旧会津中街道、戊辰戦争の古戦場・三斗小屋宿跡がある。旅館は2軒、山小屋風旅館大黒屋、煙草屋がある。電力の供給はなく、各山小屋の自家発電が行われている。
私たちは2008年夏の那須連峰登山時に、この山奥の温泉に泊まりました。

私たちが宿泊した煙草屋です。
なんで、煙草屋という名前なんでしょうね。
 

もう一軒の大黒屋です。
 

煙草屋には、こんな貼り紙がありました。
 

露天風呂は混浴のようです。
私たちが泊まったのは日曜日でしたが、前日は土曜日で満員で、この日の宿泊客は私たちだけで貸切でした。

食事は太鼓で知らせていただけるようです。

消灯は午後9時で、その後は灯りはありません。

そんなわけで、山奥のこんな露天風呂が貸切で利用できました。
 

ここは帰りの登山道で見えたのですが、おそらくお風呂の源泉だと思います。
 

夕食まで時間があったので、ビールを頼みました。
 

そうしたら、ちゃんとしたビールがないというのです。
じゃぁ〜、ちゃんとしてないビールはあるのかというと、あったのです。
ここはヘリコプターでビールを運ぶようなのですが、前回のビール量が多すぎて賞味期限切れになってしまったとのことです。ですから、半額ということにして飲んでいただけませんかというので、ノープロブレム・OK・OKということで、交渉成立となりました。そのうえに、美味しい自家製キャラブキと漬け物を無料サービスしていただいて、感謝感謝でした。

夕食は太鼓で呼ばれて大広間での食事となるのですが、私たち二人だけの貸切だったので、部屋食にしていただけました。こういうところで部屋食なんて、初体験です。

次の日の朝食は大広間でした。
どういうところで食事かなと覗きに行ったら、ハイ、こんな風に大広間にテーブルが一つだけ用意されていました。
 

あっ、この時の登山の証拠写真で、日本百名山那須連峰最高峰の三本槍岳の山頂です。
 

いや〜、この時は本当に思い出多い登山となりました。