忙しくなればなるほど行きたくなる場所・・・
私の場合は、お寺や神社、水のある場所、自然の中でしょうか。
そこに行って空気を吸うだけで疲れがす~っと取れて、癒されるんですよね。
それで、行った後はそこで撮った写真を家で見ているだけで、また癒されるんです。
久しぶりに野鳥撮影に行ってきました。
場所は、立川にあるカワセミが頻繁に出没する緑豊かな公園。
自然といい、水といい、まさに私にとっての癒しスポット。
さらに、野鳥は可愛い子に巡り合えると、見てるだけで和んでくるんです。
さて今回は、昨年NikonD750を手に入れて以来初めて行く野鳥撮影とあり、うまく撮れるかドキドキ(ワクワク)しながら行きました。
野鳥撮影で必須のアイテムは、言わずと知れた望遠レンズです。
実は私、フルサイズ機用の望遠レンズは持っていません。お仕事ではほぼ人物撮影なので、望遠レンズの必要性が今のところあまりないためです。
なので、この日は野鳥撮影を得意とするカメラマンさんにすごいレンズをお借りして臨みました。
なぜ「すごいレンズ」かというと、とにかく大きくて重かったからです。
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VRというレンズで、重さは1480gとありましたが、それより重く感じたのは気のせい? カメラ本体もそれなりに重いので、あわせると3キロ以上あったのではと思います。女性には結構きつい。長時間首にぶら下げてると、首回りが相当凝ります。でも、野鳥を見つけると、そんな重さは完全に忘れて、無我夢中で追いかけてしまうのがいつものパターン(笑)。
ということで公園に着き、早速カワセミを探したところ、
いたいた!
すぐに見つかったのです。
え、こんなにカワセミってすぐに見つかるの? っていうくらい、普通にいたんですよね。
カメラの設定は、シャッタースピード優先で、シャッタースピードを1/2000くらいに、当然ですが連写モードです。
ISOはその都度変えながら撮っていたのですが、大体から800から1250の間だったと思います。
カワセミは、水辺近くの枝にとまり、じっと水中の獲物を狙って、ここぞというタイミングで水中にダイブをする習性があるみたいです。つまり、いつ飛び込むかわからないので、ダイブする瞬間を待つ私は、カワセミが飛び込むまで、いつでも撮影できる状態でいなければならないわけです。3キロ以上あるカメラとレンズを構えてのその時間は、結構しんどいです。でも、滅多にこんな場には出会えませんので、もう必死。本当は三脚があればよいのかもしれませんが、自由に動き回れなくなるので、どうも苦手。
ちなみに翌日、私の両腕はひどい筋肉痛になりました。
少し待ち、カワセミがダイブを始めました。しかし、どうにも私のカメラが追い付いていかない・・・。
だって、いきなり潜り出すのですもの。しかも一瞬なんです。
あっ! と思うと、もう終わっているんです。
たまにシャッター押せたと思っても、ピントが合わない・・・
動きものって本当に難しいと実感。
でもせっかく来たのですから諦めたくない。
場所を少し移動することになり、川沿いを歩いて行きました。
すると、あ、またいたいた。カワセミが枝にとまっているではないですか。
私の中で、カワセミは滅多に出会えない「幻」の鳥かと思っていたのですが、こんなに沢山いるのが何とも不思議でなりません。立川ならでの光景なのでしょう。少なくてもうちの近所の公園では、見られないことは確かです。
で、またダイブの瞬間を待ってみました。
すると、少しは私も慣れたのか、その瞬間をシャッターにおさめることがどうにか出来のです。
ポチャーンと入水。
出てくる瞬間。
飛び立つ瞬間。
これら、すべてほんの数秒の出来事。
ピントを合わせるも何も考える暇はありません。
今回実感したのは、いかにNikonのカメラは優秀かということですね。
フォーカスモードをAF-Cというモードにしたので、それが功を奏したのだとは思いますが、正直私は特別な操作をしたわけではなく、夢中でシャッターを切っただけなのです。
言うなれば、カメラが勝手に操作してくれたといっても過言ではありません。
でも、いくらカメラが良いと言っても、カメラマンに最低限の運動神経はあった方が良いかもしれませんね。
日頃から運動している人は、咄嗟の反応がそれなりに備わっているはずですので、こういった野鳥撮影でも結構その感覚が役に立つからです。
という感じでその日の野鳥撮影を終えました。
帰り際には、綺麗なシラサギ(一番最初の写真です。)とメジロのカップルを見ることが出来て、とてもラッキーでした。
野鳥撮影を終えた後は、八王子にある豆腐料理が有名な「うかい亭」でランチ。
一度行ってみたかったのです。
ゴマ豆腐。濃いゴマの味が舌の上でとろける。
厚揚げと薄揚げ。表面がカリッと焼いあったので、サクサクと美味しかったです。
締めの鯛めし。この時すでにお腹いっぱいだったのですが、何だかんだ食べてしまいました。
写真は撮り忘れてしまったのですが、メインには「くみあげどうふ」が出てきました。こんな美味しいお豆腐は初めてというくらい、濃厚なお豆腐。でもしつこくないので、全部食べられちゃいます。
ごちそうさまでした。
とうふやうかいのリンクを貼っておきます。
野鳥撮影は意外に過酷で、実際のところ撮るか撮られるかの熱い戦いとなるのですが、いずれにしろ、自然に触れるという意味では癒しになると言えそうですね。
最後にうかい亭と私の着ぶくれ写真を!