感動は脳内に蓄積される。
それを確信したのは、ここ最近のこと。
なぜそう思ったのかというと、インタビューで良い話をお聞きできたり、写真を撮りに行ったりして感動する回数が増えるにつれ、その感動が日常のあらゆる場面で良い影響を与えるようになったような気がしたからです。
多分ですが、感動した気持ちは、脳みそのどこかに蓄えられて、ふとした時にその貯蓄が使われるんだろうと思うのです。
私の場合は、仕事で書く文章や撮る写真などを褒めていただけると、きっとその貯蓄が活きているんだと憚りません。
つまり、感動の回数が多ければ多いほど感性は広がり、表現の引き出しが増えるということなのではないでしょうか。
だから私はこれからも感動を重ね、その貯蓄を自分のためのみならず、誰かのためにも役立てて行きたいというのが希望ですね。
それと、お仕事で人物のインタビューをする際に私が心掛けているのも、その方の感動ポイントを引き出すことだったりします。お話を進める中で、過去の感動体験をお聞きすると、俄然その方の目に輝きが出てきて、話が盛り上がってくるんです。
そういう意味では、いかに人と感動を共有できるかも、インタビュアーにとって重要な要素となるのかもしれませんね。
そして、感動以外でも大事だと思うのが、「好奇心を持つこと」。
好奇心があるからこそ、感動する場所へ何度も行きたくなるんです。
こう考えると、好奇心と感動には相関性があり、好奇心旺盛な人は、感動の幅が広い傾向にあると思えてなりません。
そいうえば、最近私の中で大ブームになっているデヴィッド・ボウイも、何かのインタビューで以下のように答えていました。
「芸術的なものに触れる機会は、なるべく多く持つべきだ。そこで得られた感性が、いつか必ず何かに活かされてくるはずだからね。」(←多分こんな感じのことを言っていたような気がします。正確ではありません。)
だから彼は少しでも興味を持ったものには、できるだけ時間を割いて体験したみたいです。
日常の雑多なことに追われていると、それどころではないかもしれませんが、「飽くなき好奇心」と「感動し続ける心」だけは失わないようにしたいと願う今日この頃。
その気持ちを忘れないようにすれば、ずっと元気でもっと楽しくなれるはずo(^-^)o
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