今回、各地で災害をもたらした台風ですが、
瞑想の家の裏山の安全性について、これまで述べてきました。
これまで当地の豪雨被害といえば、
家の西に流れる沢に土石流が過去2度走りました。
ふだんはバケツに水を満たすのに2,3分かかる
穏やかな沢が、増水濁流となり、限界を超えると、
大量の土石を伴い一気に下流に押し寄せてます。
★2015年9月 関東・東北豪雨と当地の土石流水害
建物の西の駐車場の地下に水路があり、排水されています。
土石流で流れ込む大量の土砂汚泥がこの地下水路の入口を
埋めて塞ぎ、行き場のない水流が、あふれ出し、
敷地の思わぬ場所を流れます。
放置すれば、造成地を崩し、居住不能地になりかねません。
なので最初に水流を地下水路に、通常の水路に戻し、
被災を大きくしないようにします。
また施設のインフラ(井戸やポンプ、地下の浄化槽、
エアコン室外機,ボイラー…)に被害が及ばないように手を尽くします。
土砂汚泥の片づけ・復旧に労力と時間がかかります。
当時の詳しい様子は以下でたどれます。
https://ozakusan.com/support/disaster/
上流250mほどに土石流の発端があります。
土石流は、上流から流れ出した土石が下流の土石も巻き込んで
一斉に流れ下る現象です。一斉に動くのを邪魔するように、
柵を約10mおきに作りました。
沢の両端に杭を打ち、丸太をかけ、石を積みます。
2020年から作り始め、このような土石流予防柵を、
上流250mに大小20余り作りました。
これがどうなったのか
先日様子を見てまわりました。
土石が流れた沢は、傾斜がほぼ一定に続く坂の形状で
滑り台のようになって、土石を下流に流しましたが
今回の豪雨により、土石が柵にとどまり、
踊り場の長い階段状になって、土石が流れ下るのを防いでいます。
土石流予防柵が充分効果を発揮してくれました。
小さな滝と緩やかな水場が幾つもでき、多様な生き物の生息が期待できます
現在は、イノシシ(イノブタ?)が出没し、たぶん寄生してヤマヒルが繁殖し、
検分中、数匹が食らいついてきました。
11月から4月中頃はヒルがいない時期です。
点検修繕し、土石流が起こらない、落ち着いた沢すじにいたしたい。
土石流予防柵の作成に当たって
『瞑想と作務の生活』
https://ozakusan.com/meisoutosamu2205/
に参加され、惜しみない労力提供をいただきました。
この場を借りて、感謝申し上げます。
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10月11~14日
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