テレビをつけると、あちこちで裏山が崩落する映像を目にします。

「命が大事です!」私は避難勧告を受けているらしいのだ。
市の担当者や消防職員がしばしば訪れ、話し込んでくる。
どうも説得されているようなのだ。
「避難先であーでないこーでないと言われて気を使っていると、
短い寿命をさらに縮めかねない、行かない!」と応じた。

この台風、
異常気象で想定を超えることが起こるかもしれない。
今後停電となっても、ソラーパネル蓄電を使いStarlink衛星通信で、
危険を感じたら、担当者と連絡を取ることとなり、帰られた。
そこで我家=瞑想の家の裏山が崩れる危険があるか
申し立てをいたしたい。

裏山は10年前、大雪で一部の杉が倒れ、家をかすめた。直撃されたら、とその時、
はじめて危険を感じ、家の周囲約30m内の杉を伐採した。
その跡地に、それ以前からも庭地に、多種多様な樹木を植え続けている。
モミジ・桜・梅・松・イチョウ・ツツジ・クスノキ・モクレン・椿・サザンカ・クヌギ・ナラ‥‥
知らない木を見かけると購入している。植える場所があるので、止まらない。
どんなふうに生長するのか、どんな花が咲くのか…見てみたい。それだけなのだ。
いずれも個性豊か、地表上で見れる範囲。

地下では、
多様な樹木の根の深浅や張り方は様々入り組んでいるはずで、地下に複雑な凸凹な形状で食い込んでいる。
その地下空間に多種多様夥しいバクテリヤ細菌が生存している。
降雨と日照でまたたく間に地表の草を育んでいる。
この生き物たちこそ保水力の源となっている。
豪雨のあと、この傾斜地を地崩れの予兆や危険を感じたことが一切ない。

テレビで流れている崩落の現場映像をみると
ほぼすべて杉山であって、ここのような多様な樹木の山、雑木林が崩落する映像にはお目に掛かったことがない。
杉の抜根をしたことがある。根が1~1.5mくらい,浅い。
しかも杉だけの森では根の深さが一定で、根が深浅様々で凸凹に地中に食い込むことはない。
常緑の杉は地表に陽が射さないので、草がそだたない、
保水力が低く、降水量が限界を超えると、根の層の下に貯水され水の層ができ、滑り、
多数の杉がもろとも斜面から崩落するのではないか、、
裏山の土砂崩れから、家や施設を守りたいなら、
植える木を杉だけではない多様な樹種にするのがいい。

我が家の北の裏山は急峻地で、
ここだけではないのだが渓谷沿いのほぼすべてが
土砂災害の警戒区域に指定されている。
10年以上前、指定に当たって、当地の土木事務所に呼ばれ説明を受けた。
地形傾斜角度のみで設定したもので、ほかの例えば地質土壌地盤などは考慮されていない、と言われた。
地質土壌地盤の関係を推測できても調べるのが難しいというニュアンスだった。
森林地帯の樹種は、土砂崩れに関係している。樹種は簡単に調べられる。

★森林地の土砂崩れは樹種によって異なる
杉だけでは土砂崩れ・崩落が起こりやすい。雑木・多様な樹種が混じっていると起こりにくい
傾斜地を一律にみるのではなく、樹種がどうなっているか、を踏まえて判断してほしい。★


瞑想の家の裏山の崩落の危険・予兆を観察しているうちに
まったく危険はなく、極めて安全性が高いと確信しています。


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