小さな精霊のような面持ち。
建物の裏の半日陰の石垣に群生している。
 

白い花はユキ→雪であろう。シタ→下 は 緑の葉だ。
若い葉もあるが、黒っぽい縞模様の入った古い葉も混在している。
この葉に意味があるのか、
甚だ個人的な思い出がよみがえる。
30年前にここに居着いたばかり、友人が裏の石垣から採取した肉厚な葉を天ぷらに揚げてくれた。

そのときはじめて「ユキノシタ」という名を聞いた。

独特な触感、歯ごたえがあり、忘れられず、自分で摘んで幾度か天ぷらにしてみたが、あの時の味には及ばない。
インターネットのこの時代。

検索すると、漬物、お浸しもできるらしい。天ぷらが一番らしい。
毒性ありとの情報。しかし毒の成分はどこにも表示がない。
下痢など比較的軽い症状が起こるらしい。
常緑と落葉とどちらの情報も載っている。
冬は葉が目立たないが、残っているような気がする。
来冬、確かめてみたい。
食物の乏しい冬、昔は飢えにも直面しただろう。
地が雪に覆われたとき、雪の下に埋もれたユキノシタを探し出し
飢えを凌ぐ助けになったかもしれない。
ユキノシタは意味深いかも。


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