春彼岸のころにアセビが花盛り、仏前の供花にもされるという。

アセビと言えば、食害にあわないと思い込んでいた。
ウッキペディアにこう書かれている。

葉にグラヤノトキシンIなどの有毒成分が含まれることから、

ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木

というところからついたとされる・・・
多くの草食動物はアセビを食べるのを避け、食べ残される。

そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多く生育している場合がある。

アセビが不自然なほど多い地域は、草食獣による食害が多いことを疑うこともできる。
・・・アセビが有毒植物である事を利用し、

その葉を煎じてその液を植物に撒いて殺虫剤として利用されている。


このアセビは、しばらく前までは葉が下方にも茂ってこんもりしていたが、

最近になって、写真で見る通り、幹の下方に葉がない、と気づいた。
鹿ならもう少し上方まで食べる。別種の草食獣、ウサギ?狸?…が現れたのか、

有毒成分を消化する?突然変異か、

進化して、この食餌が乏しい時期を生き抜いていけるように。
他のアセビがどうなっているか、あまり見かけないが、

あればよく見てみたい。

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