数年前から上に左側の歯に、ポケットのような穴に食べかすが残り、
なんとかできないかと、実際に歯科医院を訪ね始めたのが一年前だった。
穴に詰め物をするとたまらないんじゃないか、と思ったのだが、
詰め物を入れると歯が持たない状態で、無理だといずれの歯科医も応えた。
抜歯を勧められたが、そのあとどうなるか、
入れ歯にするか、…そういう年齢に到達したのかと感慨深い。

介護中の親の入れ歯を外した時に急に老いを実感させられた。
あるいは保険が効かないインプラントにするか、選択を迫られた。
口コミやネット情報を探って、インプラントにすることに決め、宇都宮の歯科医院に昨年秋から通っている。
2月6日に最初の手術予定だったが、当日降雪、公共交通機関も止り、手術は延期となった。
事前に、全身麻酔でのオペなので、手術後その日は運転できない、歩くのも安全な短い距離に限る、と言われ、
、事前に近くのホテルを予約、歩いて10分ほど。そのホテルに駐車、

歩いて歯科医院にゆき、帰りはタクシーでホテルに帰る予定だった。

午後、雪がやんでだ午後、予約していたホテルに向かい1泊した。

日常から離れるのもいいか、また歯科医院への道順なども実際に目にした。
延期の手術は2月28日となった。
オペは朝9:30とその歯科医院で決めているらしく、
今回は前回のことも踏まえ前日27日にホテルに泊まり、歩いて10分の歯科医院に行った。
根っこ土台を築く手術だという。
治療台に座って口腔内の清浄に1時間くらい。そのあと麻酔、注射がやけに痛い、繰り返し刺されているようで
「緑内障なのですね」カルテ見ながら話しかけ、気をそらそうとしているらしかった。
このあと、手術があったが、記憶がない、目覚めたら、終わっていた。
看護師が「いびきをかいていましたよ」という。
安静室に案内され、しばらく歩いたが、足取りが意外としっかりしているように感じ、

これなら歩いてホテルに帰れそうに思えた。
2時間ほど横になって休んだか、立ち上がり、午後1時半、午後も休んでいてよいという事だったが、

帰り支度をしていると、タクシーを呼びましょうね、声掛けられる。
意識はしっかりしているが、足元がおぼつかない、頬が腫れて膨れ上がって、鈍痛がした。
タクシーでホテルに戻り、自室にもどると、ベッドの毛布に入り込み、

爆睡・・・暗くなって目覚め、これでは夜眠れないのではないか、と起き出し、

痛み止めの薬を飲んだり、ずっとしていたおむつ(オペ途中トイレにけないので)を脱いだり、

瞑想をし、また爆睡、、朝5時に起き、瞑想をして、部屋に散らかした荷物を片付け、

ホテルを引き払い、歯科医院に車で出かけ、

診察では、状態は良好、心配ないと言われ、2,3分で終了。経過観察だった。

今日まで順調に快復しています。違和感が少しありますが痛みはなく、日常に戻っています。

 

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