ずっと雨模様、トタン屋根の部屋は打楽器を叩くような音が時折する、
、それが1，2時間で終わらず、終日続いていた。
このところ晴間が数日前に出たきりで、ずっと曇り時々雨が続いた。
夕方まだ明るいうち、様子を尋ねる電話があって、大丈夫ですと答え終わって外を見たら、
異様な光景を目にした。家の前の芝生の上を茶色い濁流が流れている。
こんなことは今まで見たことがない。
激しい雨のなかを全身雨合羽を着けて様子を見に外に出た。
家の西に沢がある。駐車場の下のトンネル(径70センチ)に沢水が流れ込み、本流荒井川に合流する。
そのトンネルの入口が土砂や木屑に埋もれ塞がっている。
上流から濁流が、行き場を失い、溢れてあらぬ方に流れている。
その一部が、芝生を流れていたのだ。
トンネル自体は径70センチの円形のコンクリートの管(ヒューム管という)で、地表から２ｍほど下に敷設されている。
その2ｍを塞いでいる土砂の量は相当なものだ。土砂の中には、枝の木片が絡まっていてる。
上流から小さな土石流が流れ下ったと思える。
鉄製の物干しざおでヒューミカンの入り口と思しき当たりの土砂を突いてみた。
もし穴が開き、水が少しでも流れ込むと、あっという間に、周りの水が吸い込まれ、
その勢いで周囲の土砂が崩れて、元通りの流れになることがある。
暗くなり止めた。
雷が閃き、雨の勢いが出てきて、家の中に退散した。
家の中は安全、、明日明るくなってからにしよう。
上下水、電気電話、通信は無事、
ネットでこの辺の雨雲情報を観る。台風は去ったのに、雨雲が次々襲寄せてくる。
まだ数時間続きそう。
まずはよく寝て、英気をとりもどそう
山間地ならではのことかなぁ…、
皆さんのところは、、大丈夫ですか（＾＾）／
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