この頃は、朝は日が射す好天、
昼頃には雲行きが怪しくなり
午後は地を叩き雨粒が跳ね上がるほど激しい雨が降る。
ほんの30分ほどで止むが、その後ぐずついた空模様で一日が終わる。
こんな日が続いている。
にわか雨で済むうちは心配するほどのことはない。
激しい雨が半日、1日、2日と続いたら、この山間地を流れくだる川に危惧を抱く。
しかし降りしきる雨のさなか見に行くことはままならない。
先日、川をざっと車で見て回った。(キロ数はわが家からのおよその距離)
停車して河原に降りて観た場所もあるが、
道と川の間に林が深く目視がかなわない場所も多いのも承知しておきたい
まず【下流】
3キロより先の下流は倒木の撤去が終わっている。
3-2キロは6月中に撤去されると県の土木事務所から聞いている。
2キロ手前や無数にある支流や沢は、担当者からは放置しない前向きに取り組むという声を
聞いているが、まだ作業の期日は明確でない。
【上流】は、0.8キロ先で二股に分かれている。
分岐から左支流さらに0.4キロさき(家からは1.2キロ上流)には砂防ダムがあり、
そこから上流の土石流やいわゆる山津波は防ぎきれると思われる。
右支流には、1キロ程度、観てきた。
1.4キロ下流
上流から流れ下る流木や枝葉を堰き止める可能性がある。
枝葉が引っ掛かっているが、対岸の側では水流がある。堰を作って崩れたか、
2.3キロ下流
杉の木の根本の土が浸食され倒れたのがわかる。
樹高10数メートル、川幅より長く対岸に引っ掛かっている。
倒木は川に向かって倒れる、決しては山側に倒れない。
それから心しておきたいのは倒木はほぼすべて杉であって広葉落葉樹の倒木は見られない。
川岸から山側20m以内には、杉でなく広葉落葉樹を植えるようにしてはどうか、
水害対策、防災対策上からもまた景観上もよい。
2.5キロ下流
水面と倒木の間に隙間ない場合は、上流からの流木や枝葉、土砂などを堰き止め、
ダムのような役割をはたし、上流に堰止湖ができる。
成長した堰が崩壊すると下流に水害をもたらすことが考えられる。
大量の雨がふると、土砂崩れも引き起こされ、それにより堰もできる。
複合して堰の成長が促されることもあるであろう。
大震災後、山の地盤にひびが入り、土砂崩れが起こりやすくなっているとも考えられる。
※【上流】は、後日、書きます。
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