こんにちはkamaです。

 

貴方のお家の近くに「空き家」ってありませんか?

 

 

 

全国的に問題になっている「空き家」

 

総務省の「住宅・土地統計調査」によると、2013年の全国の空き家の総数は820万戸でした。

5年前の数字ですが、これはその10年前の1.24倍の数字。

そして、その820万戸の内、318万戸が全く何にも使っていない建物で、その内の15%しか活用が望めないという見通しでした。

今はもっと増えていることが予想されます。

 

これって、結構な問題。

 

何が問題かというと

 

ガーン防災面

   倒壊、崩壊、屋根や外壁の落下、火災発生のおそれ

ガーン防犯面…犯罪を誘発する

ガーンゴミの不法投棄

ガーン衛生面…外注や害獣の発生

ガーン見た目…うっそうとした庭や朽ち果てた外観は…。

ガーンその他にも、「植栽が越境してきた」「雑草がすごいことになっている」「落ち葉が飛んでくる」等

 

人が住んでいても家の管理って大変なのに、誰も住んでいない家の管理なんてかなりな負担になるはずです。

 

 

ということで、国交省が昨年10月から施行運用を開始し、今年から本格運用を開始している「空き家・空き地バンク」です。

https://www.akiya-athome.jp/

 

 

この制度のこと、ご存知でしたか?

 

 

「へ~知らなかった」

という声が聞こえてきそうです。

 

 

愛知県の登録状況を見ても、

結構地方で、登録件数も僅か…。

 

SUUMOとか、アットホームとかの情報量に比べても圧倒的な差が…。

 

 

 

愛知県でも「空き家管理・活用情報」というページで空き家の適正管理や活用について促すようなこともしています。

http://www.pref.aichi.jp/jutakukeikaku/akiya-kanri/support.html

 

こちらも、あまり告知がうまく行っていないような気が…。

 

 

少子高齢化がどんどん進む日本では、今後新しい家を手に入れようとする家庭が少なくなっていきます。

 

空き家はどんどん増えるでしょうね。

 

なのに、土地の価格はどんどん上がる。

 

負のスパイラルというか、悪循環というか…。

 

 

活用できていない土地があるのに、土地を買おうと思っても高くて手が出ない。

 

 

所有権を放棄した土地を「官」が寄付を受け入れて、空き家や空き地の持ち主が「放置しておいたら損」という気持ちになるような政策をして、もう少し一般庶民にも土地からの家づくりがしやすくなるような動きになればいいなと切に願います。

 

 

 

今日は久々に語ってしまいましたあせるあせる