こんにちはkamaです。
先日外壁を塗り替えるときのシミュレーションについて書かせていただきました。
https://ameblo.jp/ozakikensetu/entry-12324640429.html
そこで、色見本を参考にする時に、見本と見え方が違ってくることがよくあるとお伝えしました。
今日はその続編です。
まず、色見本と実際で何が違うと思いますか?
「面積」
そう「面積」です。
色見本と実際に住む家の外壁では、その面積は圧倒的に違いますよね。
で、その面積の大小で、次のように見え方が違ってきます。
と、その前に「色の三属性」を…。
たぶん学生の頃に習ったことがあると思いますが、まあ、普段の生活に馴染みのある言葉ではないから、「聞いたことあるけど…」程度かと思います。
色を成り立たせているのは「色相」「明度」「彩度」です。
「色相」は、赤とか黄色とか青とかの色味です。
「明度」は、明るいか暗いか、白に近いか黒に近いかです。
「彩度」は、鮮やかかくすんでいるか、色味がはっきりしているかグレーに近いかです。
これらを踏まえて、
「色相」は色の明暗に関わらず、面積が大きいほど、その色が強調されて見えます。
明るい色を選ぼうとしている時は
「明度」は面積が大きいほど明るく(薄く)、「彩度」は面積が大きいほど鮮やかに見えます。
逆に暗い色を選ぼうとしている時は
「明度」は面積が大きいほど暗く(黒っぽく)、「彩度」は面積が大きいほどくすんで見えます。
なので、色見本で明るい色を選ぶ時は少し暗めの色を、暗い色を選ぶときは少し明るめの色を選ぶと「何か違う」を避けることができそうです。
また、こちらの建物
晴天
曇天
天気の良し悪しで外壁の色が違って見えませんか?
このように、色見本を蛍光灯の下で見る時と、晴天の外で見る時などで見え方が違うことも考えて、最終決定の際は、天気の良い日に外で動見えるかを確認すると良いですね。