1月18日、東大和市議員全員協議会が開催されました。
議題は「市議会に対する訴状について」。
会議の冒頭、市議会議長より「市議会に対する訴状が議題なので、会議を非公開としたい」との発言がありました。
私は、非公開にすべきでないと主張。やまとみどりの床鍋市議も同様の主張を展開。議長提案に賛同する意見が出なかったため、従来通り公開の場で報告されました。
このときの、私の発言のもととなったメモを掲載します。
① 議会は住民の代表機関であり、公開が原則。非公開は、住
民の利益を害する重大な場合などに限定されるべきもの。
② 訴状は非公開文書ではないので、公開の場で明らかにすべ
きだ。被告である議会が非公開でこの事実を報告するなどとい
うことでは、議会に対する信頼をさらに損ねるだけだ。
③ 今回訴えられた原因は、市民から提出された陳情を委員会
に付託せず、議長預かりにしたことにある。一事不再議に近い
などという主張があったが、一事不再議に近いということは一
時不再議ではないということで、こんな理由で門前払いを食わ
せるなどということは議会の命にかかわる問題で、こんなことは
やるべきではないと、日本共産党は主張した。しかも、同様の
事例で委員会に付託した前例があることもわかり、議運委員長
に、議長預かりにするという提案そのものを撤回すべきと主張
したにもかかわらず多数決で強行された。議会の在り方、議会
運営の在り方そのものもきちんと総括し、見直す必要がある。
④ 今回の裁判については、小細工を施すのではなく、事実経過
をすべて明らかにして、法に基づいて臨むという基本姿勢を貫く
よう主張しておく。
以上です。
そもそもは、2020年の第1回定例j市議会の出来事です。
この陳情は、東大和市が市政50周年記念事業に向けて「子ども子育て憲章」をつくったが、子どもに行動規範を押し付けるような内容で抜本的見直しを求めるというもの。
議会初日で同憲章が可決されたことを理由に、委員会に付託されず、議会で審査すら行われなかったもの。
日本共産党は、委員会に付託するよう議会運営委員会で主張しましたが、多数決で委員会付託されないことになりました。
このことをめぐっては2回の議会運営委員会が開かれました。2回目の議会運営委員会については動画がありませんが、1回目の様子は以下の動画で確認できます。
東大和市議会 議会中継 - 発言内容 (discussvision.net)
26分過ぎからご覧ください。