市政要望書に基づいて東大和市に申入れ | 尾崎りいちオフィシャルブログ「東へ 西へ」Powered by Ameba

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 12月27日、すでに提出していた市政要望書(11月25日提出)に基づいて市に申入れを行いました。12月議会があったため、提出後、時間を空けての申入れとなりました。

 小島副市長が対応しました。

小島副市長(左)に申し入れる(右から)森田市議、私、上林市議

 

 緊急・重点10項目を含め89項目にわたって要望しました。

 緊急・重点10項目を掲載します。

 

緊急・重点要求(10項目)

1、  来年度から始まる介護保険からの総合事業への移行に際し、要支援者へのサービス切り捨てや負担増にならないようにすること。介護事業者への報酬削減等を行わないこと。

2、  実質待機児童ゼロを達成するために、公立保育園を含めた認可保育園を増設すること。公立保育園の施設整備、保育士の新規採用を行うこと。小規模保育事業、家庭的保育事業については、市独自の基準を上乗せすること。都の待機児解消に向けた緊急対策も活用し、認可外保育所利用者への保育料補助制度を創設すること。

3、  小中学校の就学援助の入学支度金について7月末でなく3月支給に前倒しするとともに、対象費目拡大や額引き上げなど制度の拡充をはかること。廃止した市独自の高校生向け奨学金に代えて給付制奨学金を創設するなど、子育て施策の拡充をはかること。

4、  桜が丘2丁目の参議院宿舎跡地約7,600㎡は、介護施設整備に活用する場合、賃料等の優遇措置を受けられる対象国有地に指定されました。不足している特養ホームや老健施設整備などにフル活用できるようにすること。市内に14万5千㎡ある国・都有地についてはいずれも、活用方法を決定すべき時期が迫っている。特養ホームや老健施設、保育園や学童保育、障害者施設など福祉施設の整備、また、スポーツ施設の整備に活用できるようすすめること。また、みのり福祉園跡地や第1、第2給食センター廃止後の土地など市有地についても、市民の福祉の向上に役立つ活用をはかること。

5、  18歳以下の子どもの医療費を無料化し、75歳以上の医療費半額助成を実施すること。

6、  ちょこバスの運賃を100円に戻し、改善を図ること。ちょこバスにシルバーパスを適用すること。交通空白地のコミュニティタクシー導入は、市が責任を持って行うこと。南街などのバス路線が大幅に減便されました。西武バスと交渉するなど早急に改善を図ること。市民の交通権を守る立場で総合的に対応すること。

7、  小中学校特別教室へのクーラー設置を着実に実施するとともに、特別支援教室については早急に設置すること。

8、  市は、平成30年4月をめどに、桜が丘図書館と清原図書館への指定管理者制度導入及びやまとあけぼの学園と子ども家庭支援センターの民間委託を推進しようとしています。「民間活力導入」の名のもとに、「知る権利」を保障するなどの基本的人権を守る公の役割を損ねたり、市民サービスの低下や市民負担の増大を招く措置をとらないこと。

9、  市はこの間、国保税や介護保険料、下水道使用料やちょこバス運賃、使用料、手数料などを相次いで値上げし、家庭ごみを有料化するなど、厳しい市民の暮らしに追い打ちをかけてきました。今後も駐輪場有料化や使用料、手数料の値上げなどが予定されています。「行政改革」や「公共施設維持・管理」などの名のもとに、これ以上市民サービス削減や負担増を行なわないこと。高すぎる国保税やちょこバス運賃などについては引き下げをはかり、減免措置などの拡充をはかること。ただし、大企業3社だけに2500万円・3割も値下げした道路占用料については元に戻し、さらに一層の増収を図るよう検討を進めること。

10、  溢水対策を抜本的に強化すること。各戸の雨水自区内処理設備への補助をはじめ、抜本的な水害対策を講じること。東大和警察などとも調整して必要な交通規制を迅速に行う体制を築くこと。