原発20キロ圏視察ツアーに参加 | 尾崎りいちオフィシャルブログ「東へ 西へ」Powered by Ameba

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 昨日と一昨日、1泊2日で福島県の被災地に行ってきました。「さよなら原発ひがしやまと」の方々の主催したバスツアーです。森田真一市議と尾崎あや子都議も一緒に参加しました。
 常磐自動車道、そして国道6号線をバスで北へ。いわき市から広野町、楢葉町、富岡町へと北上し、富岡駅、さらに夜ノ森駅のあたりまで行きました。これ以上は入れませんというところまで・・・。
 広野町は第一原発から20~30キロ、人口5500人の町で、最初に除染が完了した町です。2012年4月に町長が帰還しようと町民に呼びかけましたが、いまだに3割前後しか戻ってきていないそうです。かわりに、除染労働者や事故収束のための労働者が大勢暮らしています。
 楢葉町も除染が終わりましたが、まだ誰も住んでいません。除染作業で、家の瓦も壁もピカピカに磨かれて、以前よりずっときれいになりましたが、誰も住んでいないのです。田んぼも除染できれいに整えられているように見えますが、収穫はもちろんゼロです。誰も耕す人がいないのですから。泥棒に入られていない家は一つもないのではないかといわれています。また、ネズミやイノブタなどの糞尿で大概の家は臭くてとても住めるような状況ではないそうです。
 今年の6月には、町長が町民帰還の決断をする時期を迎えましたが、決断しきれず、判断を1年先送りしています。
 富岡町は、除染がようやく一部始まった町です。田んぼも草ぼうぼうのままです。
 写真は富岡駅と駅周辺です。除染されていないので、津波で壊された駅や街並み、ひっくり返った車がそのままに放置されています。
津波被害のまま放置された富岡駅
津波被害が放置されたままの街並み

 いわき市まで戻って宿泊した施設も、津波で大きな被害にあった施設です。
宿泊施設前で
 左から、尾崎あや子都議、森田真一市議、説明してくださった伊藤達也さん、私です。

 誰も住んでいない街並みや津波被害がそのまま放置されている状況を目の当たりにしました。こんな状況で、原発再稼働などあり得ないことです。
 あらためて、安倍内閣の暴走にストップをかけなければという思いを強くしました。
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