豊洲新市場にカビ発生、経済・港湾委員会で原因追求し生鮮食品を扱う市場にはふさわしくない!と指摘 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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都議会・経済港湾委員会は、8月23日に小池知事の豊洲新市場移転の「基本方針」、移転推進するための「関係局長会議」の報告が行われ、25日に質疑しました。

 

私は、「豊洲新市場に発生したカビの問題」と「追加対策の内容」について知る議しました。

豊洲新市場の100店舗にカビが発生し、仲卸業者などに都は「確認を求める」文書を発行していていることを知り、経過と原因について追及。都は長雨と8月の台風が原因と説明しました。しかし、空調は24時間行っており、湿気が上がったことが原因とは納得できません。私は「地下水位が高く、地下水の上に建物が建っている状況にあることも原因ではないか」と厳しく指摘し、専門家はベンゼンや水銀など揮発性の高い汚染物質がカビに付着している可能性もあり得るとみていることを紹介し「カビに汚染物質があるかどうか、空気中にどれだけの胞子が漂っているかも調査が必要」と求め、「このような状況は、生鮮食品を使う市場にはふさわしくない。豊洲市市場への移転は中止すべきだ」と指摘しました。

豊洲新市場への基本方針は、都議会付帯決議である「無害化」の約束を投げ出すもので許されないものだと厳しく指摘し、移転はキッパリとやめるべきだと求めました。

 

追加対策について、盛り土のかわりに地下ピットを換気とコンクリート打設することについて、コンクリートは水を通し、劣化によってヒビが入ることは専門家会議の平田座長もはっきり発言。今回の対策は、地上への汚染物質の上昇を少なくするための対策であり、安全・安心を担保するものにはなりません。

 

地下水管理システムの強化しても、そもそも地下水管理システムが機能していない状況で本数を増やしても効果があるとは言えません。地下水管理システムが本来の目標としている、地下水位を海抜プラス1.8m以下にできない状況。そもそんも設計に問題があると指摘しました。

 

今後の経済・港湾委員会は、8月31日、9月1日、9月4日に開催され、知事提案の補正予算案の本格的質疑となります。インターネット中継も行われます。ぜひ、傍聴にお越しください。