豊洲特別委員会「地下水モニタリングに都職員の立ち合い記録がない」 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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豊洲市場移転問題特別委員会が、1月31日に開催されました。日本共産党都議団からは、そね都議が質問に立ちました。今日の特別委員会は、14日に開催された専門家会議の報告に基づく質疑です。

 

2年間地下水モニタリングの最後の調査結果は、201本の観測井戸の3分の1を超える72カ所で高濃度の有害物質が検出。ベンゼンは高いところで環境基準の79倍、検出されてはならないとなっているシアンまで検出されました。

そね都議は「1回目から3回目までは地下水管理システムの設計をした日水コン、4回目からは8回目までは土壌汚染対策工事を行った大手ゼネコンのJVが採水していた。これで公平性・客観性が担保できるのか」と厳しく迫り「都は何回立ち会ったのか」と質問。市場担当者は「記録がない」と答弁しました。

 

しかも、4回から8回の採水作業や分析作業は大手ゼネコンJVが下請けに出しており、その業者は、土壌汚染対策工事にも携わっていたことをそね都議が明らかにしました。これでは「自分で土壌汚染対策工事をやって、その結果を自分たちで調査することです。にもかかわらず、都の職員の立ち会い記録がない。しかも、採水調査の際の写真は専門家会議から「不可」とされ、特別委員会で資料要求しているにもかかわらず出されませんでした。

 

やはり、参考人招致をしないと全容解明はできないことがハッキリしました。全容解明のため、参考人招致をただちに実現できるよう頑張ります!

 

次回の特別委員会は、2月7日(報告)、14日(質疑)になります。ぜひ、傍聴にお越しください。