F-35ステレス戦闘機の整備拠点に株式会社IHI・瑞穂工場を予定していることについて、日本共産党都議団、関係市議の議員、市民団地のみなさんと防衛省から聞き取りを行いました。清水都議・徳留都議・曽根都議と一緒に私も参加しました。
防衛省・装備局の担当者から「米国政府によるアジア太平洋地域のFー35整備拠点に関する発表について」の防衛省の文書に基づいて説明を受けました。
アメリカは、機体の整備拠点について、2018年初期までに日本及びオーストラリアに設置すること。
エンジンの整備拠点については、2018年初期までにオーストラリアに設置し、追加的な所要に対応するため3~5年後に日本にも設置すること。
日本での機体の整備拠点は三菱重工株式会社で、愛知県の小牧南工場。エンジンの整備拠点は株式会社IHIの瑞穂工場、横田基地の近くです。
衆議院予算委員会で日本共産党・本村議員の質問で、IHIに2013年度182億円、2014年度244億円と2年間で426億円の防衛費が注ぎ込まれていることが明らかになりました。国民の税金がこんなに使われていることに怒りを感じます。
今回の聞き取りのなかでも、整備拠点における具体的な整備の対象機や作業内容などについては、今後、アメリカ政府などと調整を進めることがわかりました。
都や関係する自治体には、まだ何も説明がされていません。米軍のためのF-35ステルス戦闘機の整備拠点は必要ないと痛感しました。