今日は「生活相談会」でした。
８月１日から、生活保護基準の引き下げが行われました。市役所から「生活保護制度の見直しのお知らせ」と「保護変更決定通知書」が届き、「今でもぎりぎりの生活をしているのに・・・。今後は不安」「猛暑の中でも電気代が高いのでクーラーはつけないで我慢している。これ以上減らされたら困る」などの声も寄せられています。
生活保護の見直しは５年に１度行うことになっているという説明でした。今回の見直しでは、「近年、物価の下がる傾向が続いていましたが、生活保護基準は据え置かれてきました。一般低所得世帯の消費実態と生活保護基準を比べたところ差が出たことから、今後３年間で段階的に生活保護基準の引き下げを行い、この差を解消することになりました」となっています。
いま、物価は上がってきています。一般低所得世帯の消費実態との「差」と言いますが、給料が減らされていること（給料を引き上げない）を放置したまま、生活保護基準を引き下げるのは、間違っていると思います。
納得できない・この決定に不服がある場合には、「決定通知書」が届いた翌日から６０日以内であれば「審査請求」ができます。誰でもできることです。
生活相談会でも相談を受けますので、「審査請求」をやってみたい方はご相談ください。