東京狭山茶への東電の賠償はどこまですすんでいるの? | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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東大和・西川市議と「東京狭山茶の放射能被害について東電の賠償はどこまですすんでいるのか」と市・産業振興課長兼農業委員会事務局長に現状を尋ねました。

東電への賠償問題では、JA東京中央会が窓口になってとりまとめをしています。
①JA東京中央会が平成23年度分の被害(製茶工場について)をとりまとめることになっています。東電は補償を約束しています。②平成24年度分についてはこれからの取り組みになる。現時点では被害の申請はない。東大和ではJAみどりの職員が立ち会い、5月に刈り取ったもの(茶工場で買い取ってもらえないもの。代金がもらえない)を計測し写真を撮ってJA東京中央会に出したということでした。今年の分は補償するかどうかも明らかではありません。

           東京狭山茶

東大和市内には3つの製茶工場があります。A社は今年度分については農家から買い取らないと昨年末に通知(来年度分については買い取ると農家に説明)していました。B社は農家が放射性物質の検査をして暫定規制値以下であれば買い取るとしています。C社は、ほぼ自社で栽培しているところです。

東京都は東京狭山茶の放射性物質の検査を行ないました。検査結果は、5月15日に東大和市内の製茶工業(3社)で製造された荒茶の浸出液はすべて暫定規制値(セシウム134とセシウム137の合計で1キログラムあたり10ベクレル)を下まわっていると発表しました。

都の検査は「大丈夫」という結果でした。しかし、農家を訪問すると「検査では放射能は大丈夫だとわかっても、刈り取った生茶は、計測して捨てられる(A社が得意先のため)。捨てられるのは納得いかない、東電からの補償はなくてもいいと考え、製茶するのに15万円かかったが自宅や知り合いに配ったほうがいいと思った。ぜひ、飲んでみてよ!」「一袋300グラム入りで150本になった」とお茶をいただきました。

東電は、補償を速やかに行なうべきです。しかし、東電は電気料金の値上げをして補償にまわすというやり方に怒りがこみ上げてきます。