帰国当日だというのに朝釣りをしてしまったので、ロッジに帰ってから出発の9:30まで1時間しかありません
タックルをたたんで、急いでシャワーを浴び、最後にこの6日間のチップを払って慌ただしく出発です
マサトラン空港へはラウルが車で送ってくれます
途中でレイクエルサルトに繋がっているエロタ川を渡りましたが、めっちゃ釣れそうでした
まぁ間違いなく釣れるでしょう
メキシコではバス釣りはメジャーでは無いとの事で、レイクエルサルトでもおかっぱリしてる人など一人もいませんでした
もったいない事です
空港で食べたハンバーガーセット、10ドル
めちゃくちゃ美味かったです
さてと帰りも格安航空券なので、トランジット3回です(´□`。)
まずはアメリカン航空でフェニックスへ向かいます
メキシコからの入国とあって手荷物検査はキビシイです
特にお土産に買ったチョコは周りをティッシュのような紙で拭かれ麻薬検査の機械にかけられ、中身を見せろと箱まで開封させられました( ̄□ ̄;)!!
フェニックス空港でめんどくさい入国審査ののちロス行きの便に乗り換え無事ロサンゼルスに到着
と思ったのもつかの間、預け入れた荷物が届きません
どうやらロストバゲージっぽいです(  ̄っ ̄)
仕方なくカウンターで確認すると「ナイン フォーティーファイブ ネクストターミナル」とか言ってます。
時計を見ると6:30くらいなので約3時間後になります( ̄□ ̄;)
たまたま今回は次の便まで7時間あったので良かったですが、これが行きだったらアウトでした
やっと荷物も届いたのでこんどはエアチャイナで北京へ向かいます
行きと同様に狭いシートで12時間過ごし、やっと北京空港に到着
ぬるーい砂糖水にレモンが一切れ浮いてるだけの世界一まずいと思われるレモネードとごく普通の担々麵で時間を潰します
搭乗時間になったので出発ゲートへ
しかしいつまでたっても搭乗カウンターに職員が現れません
どうやら北京空港の周辺の天候悪化により、すべての便の出発がストップしたようです( ̄□ ̄;)
しばらくして天候が回復し、約3時間遅れで出発です(´_`。)
北京→成田間のエチャイナはANAとのコードシェア便の為、日本人CAさんが搭乗しています
久し振りに聞く日本語の機内アナウンスと美人CAさんのやさしい気遣いに感動です(^O^)
いつも飛行機近いなーと見上げながら釣りをしている新利根川を今回は上空から撮影
そして無事に成田に到着、今回の遠征は終了となりました(^◇^)
【総括】
まずは今回S君を通して遠征のサポートをしてくださったAccessさん、9日間の休みをくれた職場のみなさん、快く送り出してくれた家族に感謝です。
あっ、忘れてました。
今回Accessさんの厳しい指導のもと航空券、ロッジの手配をしてくれたS君にも感謝です。
おかげでなかなか楽しい遠征が出来ました<(_ _)>
今回かかった費用はざっくりですが
・航空券代(往復)・・・146000円
・ロッジ代(6泊、三食付き、飲み物飲み放題+釣り5日と半日のボート、ガイド代)・・・165000円
・チップ(ガイド、ロッジ、空港への送り迎え)・・・23000円
で、合計334000円
ロッジでの飲食費はかかりませんし、ロッジのまわりには何もありませんので、夜遊びに行くこともありません。
他にかかる費用は空港での飲食費とお土産代、航空会社への追加の預け入れ荷物代くらいですので、すべての総額で約35万円でした。
実際には事前にタックルを追加で買い揃えたり、諸々準備費用が掛かってますからもう少しお金は必要ですね。
今回の日程で旅行業者のツアーを使うといくら掛かるのか正式な金額はわかりませんが、かなり安くなったイメージがあります
まぁその分リスクと手間がかかりますので、お金に余裕がある方はツアーを使った方がラクなのかも知れませんが。
今回の遠征で気になった点は下記の通りです
〇渡航・帰国便
今回は費用最優先で格安航空券を使った為、中国、アメリカを経由してトランジットが3回ありました。これはこれで楽しかったのですが、やはりロストバゲージやトランジット失敗のリスクがあり、なによりオッサンには体力的にかなりキツイですね(^o^;)
今回は往路でトラブルが無かったのはラッキーでした。
今はANAのメキシコ直行便がありますので、もし次回行く機会があったらぜひ直行便を使いたいです。
たぶん往復でプラス5万円くらいで大丈夫だと思います。
リスクは減るし、入国審査、手荷物検査も半減、渡航時間も短縮できるので、5万円以上の価値はあるんじゃないでしょうか(^_^)
〇ロッジ
まずシャワーが水しか出ないのはキツイです(-_-メ
途中からぬるま湯程度は出るようになりましたが、夏場以外はキビシイででしょうね
もう一点はハエが異常に多い事
ロッジのまわりは牧場?が多く牛や馬がたくさんいます
食堂はオープンスペースなので食事中もものすごい数のハエがブンブン飛んできます
夕食にテーブルに着くとすでにマンゴーやメロンなどカットフルーツがテーブルに置いてありますが、既にハエが数匹たかってます。
さすがにコレには参りました(´_`。)
最終日は雨が降っていたので、ハエはいませんでしたが、代わりに羽アリの猛襲です
電灯に集まってくる羽アリがあまりにも多過ぎたので、食堂の電気を消し、真っ暗な中でのディナーとなりました(´□`。)
食事内容は朝昼晩ともに不満はありません
飲み物(ビール・コーラ・水)が24時間飲み放題なのもありがたいです
エルサルトロッジは山の中のバス釣り専用のロッジなので、都会のホテルのような快適性はありませんが、釣りするだけなら十分なのかもしれません。
〇チップ
これは日本人には全くなじみのない事なので困ります。
いつの時点でいくら払えばいいのかタイミングも相場もわかりません
今回は事前にAcessさんに情報を貰っていたのでスムースに行きましたが、事前情報が無ければ全くわからないでしょう
チップが少ないと追加で要求される事もあるようです
別に払わないわけでは無いので、事前に金額を明示してほしいものです
〇通信
事前にDocomoの海外パケットパック(一日980円)を申し込んでおきましたが、なぜか申し込みができておらず、途中のロスでは海外パケホーダイ(一日2980円)が適用されてしまいました
しかしエルサルトでは湖上はもちろん、ロッジでも一切電波がつながることはありませんでした
いつも使っているスマホが一切使えないので、日本で今何が起きているのかもわかりません
とっても不安でしたが、おかげで非日常を満喫できたのかも知れません
ちなみにショートメールだけは送受信できました。
〇ガイド
ガイド付きで釣りをするのがこの国のシステム
と言うよりバス釣りの本場アメリカの企業が展開するビジネスモデルですね
実際ロッジを経営しているのはアメリカの会社であり、客の9割はアメリカ人らしいです
そしてガイドは地元のメキシコ人
もともと日本人独特の一日中トップウォータープラグを投げ続け、のんびり釣りをするスタイルのトップウォータープラッガーなんてわかるわけもありませんね(´_`。)
はい、いろんな不便な点も多々ありましたが、それを差し引いても行く価値は十分にある遠征だと思います
最初は釣り5日間て長いと思ってましたが、あっという間です
なんとなくここの釣りが分かってきたかな~と思ったところで終了でした
もし次回行く機会があったら、持って行くタックルもかなり絞れると思います
というわけで今回は最高と最低が入り混じった最高の経験をする事が出来た遠征となりました(^_^)
あ~、早くまた行きたい(^∇^)