今日は能登町で災害ボランティアに行ってきた話です。

 

 

FBで知り合いになった方から、ボランティアの相談がありました。

仕事の内容は災害にあわれた家の修理でした。

移動距離が長いのと、翌日は仕事の為本日は車中泊と決めて移動しました。

 

未だに道路がうねっている現状

いつも見る七尾市は道路もそれほど凸凹ではなく、今では平常を取り戻しています。

しかし今日通った地区は、噂以上の被害を感じました。

残念ながら写真はありませんが、一階の部分が潰れている家屋がかなりあります。

やはり、海に近いところ、そして川沿いが被害が大きいようです。

 

穴水の変わらない風景

一方、穴水の上の写真はいつもの穴水の海でした。

 

有名なぼら待ちやぐらです。

この風景が見えて、ほっとしました。

ここで、昼食を取ります。

 

ポケットストーブと四角スキレットの組み合わせで豚肉のソテーとしめじのソテーです。

固形燃料が足りず、もっとサイズの大きなものが必要でした。

 

修理を三か所行う。

災害支援団体の金田さんには、初めてお会いするのですが、FBでやり取りさせていただき、大まかな状況は把握できています。

早速、一つ目を修理。玄関の引き戸のレールが破損して、戸が外れてしまったとのこと。

ガラスも割れて風通しが良くなっています。

ガラスは後日直すとして、レールを引き直して完了。

 

次に、床の間のりっぱな梁が落ちてしまい壁の土がパラパラ落ちてくる場所で、落ちた梁をはめ直します。

昔の工法ではめ込んである場所ですが、揺れの為に嵌めが緩んだようです。

こちらは力づくで、はめ直しました。

三つ目、縁側の引き戸のガラスが割れているので、PPシートを戸に打ち付け応急処置。

それでも風は防ぐことができるので、家の中は多少寒さが緩和されます。

 

半日だけでしたが、思いのほか改善が進みました。

 

お風呂、そして車中泊

能登町から氷見に移動、いつもの銭湯に行きます。

 

 

昨年12月は、仕事で遅くなった時にお世話になった銭湯です。

今では、七尾からのお客さんは少なくなったようですが、少し前までは能登方面からのお客さんで賑わっていました。

 

そして、今洗濯をしていて、洗濯が終わり次第、場所を移動して就寝となります。

今日も車中泊です。

 

災害ボランティアの現状

 

阪神大震災や東日本大震災と比べ、今回の震災はボランティアが静かなのだそうです。

つまり、活発な活動ができておらず、ボランティアが生かされていないというのが現状です。

毎回震災時に、ボランティアに来たけど何も指示がなくて帰るといった声は聴きます。

しかし今回は、「指示するものの不在」という言葉が頭をよぎるような話を聞かされています。

 

まとめ|意義のある車中泊を見つけた

 

今まで漠然と車中泊をしていました。特に長距離運転の旅も頻繁に行きませんし、仕事で遅くなった時に必要に迫られてやってるだけでした。

しかし、ボランティア時の車中泊は自分でも「意義のある車中泊」と自然に感じていました。

良く自己完結型と言われますが、車中泊や簡易トイレ、食料や調理のことが準備されるように心がけています。

しかし、机上の想像では抜ける部分もあるので、今回のように実際に行って経験を積んでこの経験を皆様にお知られしたいと考えています。