車中泊を本気で考えたきっかけを書いていきます。

そのきっかけは大雪渋滞・立ち往生でした。

 

 

大雪の立ち往生に巻き込まれそうになった

2021年の1月9日に北陸地方で大雪に見舞われ、能越自動車道で立ち往生となり、80台ほど動けなくなる事件がありました。

私は、ちょうど高岡から七尾に通勤しており、ニュースを見て、早退で帰ってきました。

そして、その1時間後氷見ー高岡間で立ち往生が発生して、それから3日間くらい脱出が出来ませんでした。(車に乗っている方はその間救助されたと記憶しています。)

あまりに大雪の為除雪が間に合わず、雪で上り坂が登れない車のスタックによって発生したようです。

車道が狭い為に、除雪もままならず、事態が悪化しました。

判断をミスったら自分もまきこまれる所でした。そして、その時巻き込まれたら、防寒対策・トイレ対策が出来ていないため結構ヤバかったと思います。

 

大雪の立ち往生に巻き込まれたらの対策を考える

この事から、冬季には車に下記のものを積むようにしました。

①簡易トイレ

まず最初に買いそろえたのが、簡易トイレです。

拘束時間は24時間と考え、大を2回と想定して、その2倍量の4枚を購入しました。

現在でも、その時に購入したものが車に載っています。

男性限定かもしれませんが、小便はペットボトルにするのと簡易トイレを使わずに済みます。尿はトイレに捨てて中身を洗う事は忘れません。常に空のペットボトルを準備しています。

②ブランケット

つぎに購入したのが、ブランケットです。雪道でのスタック時でもタイヤの下に敷くなど使い道があります。

今では、それにプラスして寝袋と布団が車に載っています。

 

③非常食・おやつ

空腹対策で、常におやつを用意しています。

私は、100円のものを2つで、腹持ちの良いものを中心に買っています。

 

④水

この時から、開封していない2リットルの水を搭載するようにしました。
 
⑤カイロ
 

 

 

この時は、カイロも多めに購入しました。
 
立ち往生の際は、陸上自衛隊の救援があり、カイロや食料を配っていたそうですが、自身で対策しておくのがベストです。
今では、USB充電できるカイロも有りますし、ヒータが内蔵しているベストもあります。

車中泊をやる事でさらに搭載したもの

それからしばらくして、仕事が遅くなったりして帰らない時が出てきました。
車中泊をする必要が出てきましたので、さらに搭載品を追加しました。
冬季の、雪が積もる夜も経験しましたので、当時のような立ち往生に巻き込まれても、おそらく2日くらいは持ちこたえるだろうと思います。

①カセットコンロ・なべ

基本車内での調理はしないのですが、非常時の為に搭載しています。

お湯を沸かして、暖かい飲み物が飲めるようにと考えての事です。

また、湯たんぽのお湯を沸かすなども出来ます。

 

②布団・寝袋

 

 

 

 

 

最初は寝袋だけだったのですが、寒かったので布団を追加しています。

寝袋の重ね着や、自衛隊のテクニックで雨具を中に着込んで簡易的なサウナスーツのような使い方で寒さをしのぐ方法もあるそうです。

 

③食料

 

 

と、いっても大したものは無く、カップラーメンです。

体が冷えるとネガティブな気持ちが抑えられなくなるので、温かいものが食べれるだけでも、だいぶマシな状況になります。

 

これから揃えておきたいもの

 

さらに、快適過ごしたいと思っており、ポータブル電源は欲しいと思っています。

理由は、車内で安全に調理できるという事です。

カセットコンロだと車内で使用する場合は、火事の危険性を取り除くことが出来ません。IHコンロと組み合わせたり、弁当型炊飯器と組み合わせたりするなど、通常の車中泊でも車内調理に活躍できます。

電気毛布にも使えるので、寝袋でも寒い時には便利です。

まとめ|防寒対策と飲食・トイレ対策は必須

今回は、防寒・飲食・トイレに重点を置いて必要なものと思ったものを揃えました。

大雪の立ち往生時の想定でしたが、その他災害や事故渋滞等で毎年各地で立ち往生が発生しています。

この時に日頃より、車中泊を実施してれば慌てる事も無いかと思います。

と、いうわけで毎年大雪渋滞にならまされている北陸からでした。