ブルーブラックインクの記事を書いた時に、これをご紹介するのを忘れていました。

とはいっても、ブルーブラックという色じゃないかな。

 

 

ペリカン/エーデルシュタイン

2024限定 ゴールデンラピス

 

カリグラフィーやガラスペンなどの浸けペン使用推奨のラメ入りインクです。

非常にラメが細かいので、インクフロー多めの万年筆に充填しても大丈夫かな。

ボトルキャップは限定色はゴールドです。

2024年インクオブザイヤー。

 

文字を書くと想像以上にゴールドが上に浮いてきて、ゴージャス感がすごいw

ラピスラズリのブルーもしっかり表現されていて、星を散りばめた夜空のようです。

 

昔、金より高価だったラピスラズリを砕いて作られた絵の具はウルトラマリン。

アフガニスタンから運び出され、海を超えてヨーロッパに届けられたからその名がついたそう。

ミケランジェロの初期のキリストの埋葬が未完なのは、このウルトラマリンが購入できなかったからといわれています。

フェルメールの真珠の耳飾りの少女のターバンにも使用されており、フェルメールの死後に残った莫大な借金は、このラピスラズリの購入のせいだったとかなんとか。

 

私はイタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂に、ジョット作のラピスラズリが使われたフレスコ画が観たくて、ヴェネツィアから高速列車で行ってきました。

 

また、同じくイタリアのローマ近くの港町チヴィタヴェッキアにある日本聖殉教者教会のフレスコ画も、ウルトラマリンの美しい天井が広がっていました。

ローマに行った時にこの教会が観たくて、チヴィタヴェッキアの海岸沿いを歩いた思い出。
着物を着たマリア様がフレスコ画に描かれていたり、漢字や家紋がデザインされていたりと、ローマに行かれたらぜひちょっと足を伸ばして観に行っていただきたい教会です。

 

 

 

話が逸れちゃいましたが…。

 

年に一度、数量限定で発売になるエーデルシュタインのラメインク。

毎年人気のためにあっという間に売り切れてしまい、フリマアプリで高値取引されていますが、このゴールデンラピスも分に漏れず争奪戦でございました。

 

フリマアプリでは3倍ほどのお値段がついていたり。

特にこのゴールデンラピスは人気が高く、発売してすぐに売り切れになっていたのですが、もしかしたら追加生産されたのかもしれないのですが、なぜか2025年6月現在定価で購入できますw

ほんと販売してすぐにどこのお店でも売り切れてたのに、今になってなぜ?

 

昨年買いそびれた方は今がチャンスですよウインク

 

 



写真だとうまく写らないのが残念ですが、細かなゴールドが、鮮やかなブルーの中をキラキラと舞います。

インク瓶を振らないと、あっという間に沈殿します。

 

ウルトラマリンにゴールドラメ

 

今回は、こちらの呉竹さん/からっぽペンの左側の毛筆タイプを使います。

右側の細筆タイプは、柔らかめのサインペンみたいな感じ。

 

カリグラフィーペンやつけペン、ガラスペンなどに比べると、ラメ感が少なめにはなりますが、この毛筆タイプを使うとちゃんと文字の中にラメが出てくれます。

 

 

スポイトで付属のカートリッジに充填。

結構インクが入りにくく、手が汚れるかもしれませんので、ちょっとずつゆっくり慎重に充填します。

 

カートリッジは2本ついてきますし、蓋をする鉄のボールも付属していますが、結局漏れてくるのでその都度充填したほうがいいような気がします。

 

 

 

源氏物語 第十一帖 花散里 より

(なぞりがき源氏物語)

 

『橘の香を』の部分が特に金色のラメがはっきり出ています。

 

おばあちゃまが見たら、「あなた本当にお習字ちゃんと練習されたの?」と顔をしかめられそうなほど、止め跳ね払いが壊滅的。

左利きを矯正するために幼稚園から中学に上がるまで続けたお習字でしたが、申し訳ないほどダメになってる笑い泣き

 

うん、これを機にちょっと練習しようかな笑い泣き

そういう使い方をしても楽しい、万年筆インクなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀行の書類に書き込むときに、うっかりボールペンを忘れてしまい、バッグに入っていた万年筆で書き込みをしたところ、『フリクションで書いたらダメです』と言われました。

万年筆に入っていたインクが、パイロット色彩雫の霧雨だったのでちょっと色が薄かったんですよね。

フリクションのブラックってグレーっぽいですから、どうやらそう見えたらしいです。

紛らわしくてごめんなさいタラー

 

イギリスでは、公文書にはブルーブラックインクを使うという決まりがあるそうで、確かにイギリスに行った時に買ったボールペンのインクはブルーだったなぁと思い出しました。

ドイツでは、子どもたちの黒板の書き写しは万年筆にロイヤルブルーのインクなんですって。

だから、ロイヤルブルーにだけ反応して消えるペンがあるのよね。

有名なものですと、ラミーやペリカンからは子ども用の持ち方の矯正できる万年筆が出ていますね。

 

日本のように名前の筆記サインと印鑑をセットにしている国は少なく、海外では筆記サインが基本。

青インクで書かれたものはそのインクの濃淡で一目でオリジナルの原稿と判断でき、コピーと容易に区別できるためです。 

ヨーロッパの慣習では、契約書を書くときに黒色カーボン紙を使って複写し、正式書類はペンの青色、写しがカーボンの黒色と分けていることもあるんですって。

 

日本ではどうかというと、昔は公文書は万年筆しかダメ、ということがあったそう。

現在では万年筆はダメというお役所もあり、黒・青のボールペンならOK、黒ボールペンしかダメなどいろいろあるようです。

アジアはやっぱり筆記は墨の文化だったからですかね。

 

実はこの『ブルーブラック』

もともとは色味の名前ではなくて現象の事だったんです。

青の染料以外にインクの中に没食子酸(もしくはタンニン酸)と鉄イオンを入れることで、筆記後に両者が酸化し黒みを帯びた一種の鉄塩が生じ、これが紙に固着します。

一方で青の染料は徐々に退色するので、青グレーに変化するように見えるため、この名が付いたといわれているのです。

その為、この製造方法で作られたインクを没食子インク(もっしょくしいんく/ぼっしょくしいんく)ということもありますが、古典インクと言われるのが主流ですね。

 

現在は没食子酸や鉄イオンを使わない、染料で経年後の色味を表現するインクが主流になっています。

 

ってことで、この万年筆の王道インク『ブルーブラック』

各ブランドから出ているのですが、多種多様すぎてここに手を出すのは本当にヤバい笑い泣き

でも、万年筆を使う場合は必ず通る道。

 

私も持っている万年筆インクは半分以上ブルーブラック系な気がしますw

筆記をしていて気持ちがいい、心が落ち着く色味のブルーブラックを探す旅。

私は一応、一応終えているのでニヤニヤ多分、しばらくは在庫も増えないと思いたい笑い泣き

 

私のファースト『ブルーブラック』は、20歳の時に初めて万年筆(モンブラン/ノブレスオブリージュ/ブルーマーブル)を手にした時に頂いた、モンブランの『ミッドナイトブルー』でした。

これが先程の古典インクだったのですが、現在は成分が変わった『ミッドナイトブルー』になっています。

 

古典のブルーブラックのインクはインクフローが悪くなったり、鉄筆のペン先の腐食、ペン内部に固着したりする性質があるので、扱いには慎重になりますし、万年筆に慣れている方が使われるものかなぁと思っています。

 

特にモンブラン・ペリカンはそんな気がします。と言ってもモンブランは今のインクは使ってないけど。

ウォーターマン・セーラーはインクフローが良くて、書きやすいなと思って使っています。

 

 

 

私の持っているブルーブラックインクたち

 

ウォーターマン ミステリアスブルー

 

ペリカン/エーデルシュタイン タンザナイト

 

パイロット/色彩雫 月夜

 

ノートはmaruman Mnemosyne

文章は徒然草の第75段『つれづれわぶる人は』

文字は『えんぴつで徒然草』を見ながら書いています。

 

この3種類は、現在の王道ブルーブラックの筆頭だと思います。

大体、好きなブルーブラックインクのアンケートには登場していますね。

 

普段使いはウォーターマンとペリカン。

私が現在こよなく愛するウォーターマンのミステリアスブルー。

色変化はとてもドラマチックで、ブルーブラックに経年後の青み残りを求めている私の好みです。

LAMYサファリのEFで書いていますが、細い線でも万年筆特有のインクの濃淡がはっきりわかります。

写真ではわかりにくいのですが、レッドフラッシュ多め。

ニーモシネの紙の上だとブルーが薄いのですが、もっとインクを吸う紙に書くと、もっと濃いめのネイビーブルーの中にがっつりレッドフラッシュが現れます。

 

 

ペリカン/エーデルシュタイン/タンザナイトは、宝石の名を持つ通りインクの透明感・清潔感が美しくて、更に儚さが最後に残るような色味が素敵。

タンザナイトは私の大好きな宝石なので、余計かもしれませんね。

ちゃんとブルーブラックなインクで、書き始めた頃よりも時間がたった方が黒みが濃くなります。

インクボトルがゴージャスなのは、さすがペリカンの高級ラインのインクという感じ。

すごくどっしりしています。

 

 

月夜はお友だちから頂いたカートリッジだったので、これを使うためにPILOTのkakunoを購入。

メッセージやお手紙を書いたりするのに使っています。

青より緑に寄せた黒、という感じで色彩雫のシリーズで一番人気だったかしら。

色彩雫の深海の方がくすみが強くブルーブラックらしい色ですが、このニュアンスのあるグラデーションがしっかり表現される月夜の色がすごく好きです。

満月が出ている明るい月夜の、星がきらめく空の色という感じで、ネーミングセンスも天才だと思う色彩雫シリーズですね。

 

色彩雫は他の色でも紙に滲みやすいと感じていましたが、月夜も書き並べてみると文字のとめとはらいで特に滲んでいます。

この3つのうちで滲んでいるのはこの月夜だけですね。

 

 

あとは、ブルーブラックというか、パープルグレーというか、そんな色たち。

 

パイロット/色彩雫 霧雨

 

セーラー/四季織・十六夜の夢 仲秋

 

ブルーグリーンかな。

セーラー/四季織 山鳥

 

ノートはmaruman Mnemosyne

文章は徒然草の第150段『能をつかんとする人』

下手を恥じ、余計なプライドに固執するものは結局成長しない(あ、イタタタ笑い泣き)

 

色彩雫の霧雨は、記事の冒頭に出てきていたアレです。

グレーですが、ほんのり温かみを感じる大人の上品ニュアンスカラー。

この色彩雫のボトルは、もうそれだけで情景を創り出せるほどの美しさ。

ボトルの制作費が高いのだそうで、色彩雫はあまり利益が出ないと何かの記事で読みましたが然もありなん。

お財布にもやさしいインクです。

月夜同様に紙に滲みます。これはBBじゃないね。

 

四季織の仲秋はくすみを帯びた紫を含んだグレー。

霧雨にグレーの濃さはよく似ていますが、仲秋の方が青みが感じられます。

夏が終わり、夜が少し冷えてきたころ、大きな月の輪郭に滲む冷えた空気をまとう夜空の色という感じ。

ニーモシネに細字で書くと、エーデルシュタインのタンザナイトによく似ています。

使う紙によって色が変わって見えるので、高発色ホワイトの紙だとブルーブラック寄り、ナチュラルホワイトな紙だとモスグリーンぽいグレーに見えます。

不思議~~。

 

こちらも四季織の山鳥

神秘的なブルーグリーン。ニーモシネの紙でもレッドフラッシュが見られます。

最初は深いブルーが強く、だんだんと緑が出てくる感じです。

鮮やかすぎないけど地味過ぎないので、お手紙やメッセージに使うと印象が伝わる素敵な色だと思います。

ヤマドリって、黒褐色じゃなかったっけと思いましたが、ヤマドリじゃなくて日本の情景から山鳥という言葉のイメージの色ってことかな。

 

 

私は普段、山鳥を筆ペンに充填して古文を毛書します。

モヤモヤするなぁもやもやもやもやもやもや

かと言って糸と針を持つ場所でもないしという時に、ゆっくりと筆ペンで静かに文字、それも古文や和歌を書くと気持ちの切り替えができるからです。

その時のインクは山鳥。

美しい濃淡にうっとりして、下手な自分の字も許せるというものです。

 

 

そうそう、山鳥色のカヴェコの万年筆はパケオという、めちゃめちゃプラスチックの軽いもので、見た目もお値段もファンシーな感じ。

なんですけども、侮るなかれ。

これがすごく書きやすくて、違う意味で裏切られた感じがしますw

名作ラミーサファリに匹敵するかもしれない爆  笑

 

 

 

文字を書く手元が大人の雰囲気を醸し出すブルーブラック。

ひとつ楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GW休暇明け、社内ではデスクの上にお土産お菓子の山が出来上がります。

 

いつもみんなありがとうラブ飛び出すハート

お菓子を見ながら、みんなでひとしきり旅行先の出来事などのお話しで盛り上がるのが、休暇明けの楽しみですね。

 

うちの女の子が、

「Reeさん、これ……、ですよね」

と手渡しに来てくれました。

 

!!!!!!!!!!!!!!

これはハッハッハッハッ


のびねこ鎌倉バージョン!!

かわいいラブラブラブラブラブラブ

 

え~~、Iちゃんありがとうキラキラキラキラ

凄く嬉しいです。

 

みてみてルンルン

後ろも大仏さんが居るの。



更に『くるみっこ』ラブラブ

Iちゃん、あなたは天使ですかキラキラ

 

またコレクションが増えちゃったチョキ

本当にありがとうございます笑い泣き笑い泣き笑い泣き


私もまたIちゃんの好きなご当地キティーちゃんボールペン探すねチュー

最近見なくなったよねぇーダッシュ