ステッチが格段に楽になるスレッドコンディショナー(Thread Conditioner/Thread Gloss/Thread Wax)、皆様もお使いですか?

刺繍糸グロスとかスレッドワックスなどともいわれています。

 

DMCの刺繍糸でクロスステッチしているとあまり必要性を感じないので、今まで持っていてもそんなに使うことがなかったのですが、シルク糸を使うようになり途端に手放せなくなりました飛び出すハート

 

キャンバスに糸をスムーズに通すためのワックスで、これを使うと撚りがほどけやすく糸が布を通る摩擦で傷みやすいシルク糸は、その悩みが解消されます。

つまり蝋引きですね。

コットン糸での刺繍でも、ステッチ中にもつれたり絡まったりするのにお悩みでしたら、ぜひお使いになってみるといいですよウインク

 

私がお気に入りで使っているのがTaylor Seville Thread Magic Thread Conditionerです。

 

 

 

大きさは100円サイズで、シリコン素材。

糸を表面に指で押しあて、もう一方の手で糸を引き抜くと表面がシリコンでコーティングされたような感じになります。

べたつきが気になるときは、ガーゼやティッシュで糸をはさんでふき取りすると余分なシリコンが取れてステッチしやすいです。

 

刺繍以外でも、キルトをされる方はバインディングやアップリケなどされるときにお使いになるようなので、そちらの素材を扱うお店でも購入できるかもしれませんね。

 

今私がステッチしているAnagram diffusionに使っているシルク糸はアヴリルさんのハーモニーですが、使っている白の方が摩擦に弱くて、すぐに毛羽だって傷んでしまいます。

その為、このスレッドコンディショナーが大活躍なんですよルンルン

 

更に、クロスステッチをする時に苦戦することが多いラメ糸にも効果的で、私はシルク糸でステッチするようになる前までは、もっぱらラメ糸でのステッチの時にばらけるのを避けるために使っていました。

 

コットン糸の光沢が増すという効果もあるので、そういった用途で使う方もいらっしゃいますね。

逆に花糸やウール糸、刺し子糸などの素朴さや質感のある糸に使うとその特徴が失われてしまうかもしれません。

 

その他に、私が好んで使っているのが蜜蝋をブレンドしたコンディショナーです。

 

現在は私の愛用No,1おススメ爆  笑

 

 

 

Sew Luxe Companyさんというイギリスのショップの手作りコンディショナーです。

https://www.etsy.com/shop/sewluxecompany/?etsrc=sdt

 

蜜蝋にアロマオイルで香りが付いていて、繊細でと~っても癒されるいい香りがします。

 

他のショップさんですと蜜蝋100%の固い固形ワックスが多いのですが、こちらのお店はエッセンシャルオイルなどのブレンドがされているからか、若干柔らかめで使いやすいです。

ホワイトビーワックスと書いてあったので、精製蜜蝋か晒し蜜蝋かな。

蜂蜜の香りはせず、ワックスの色が薄いです。

 

 

こうしておしゃれな容器に入っているのもポイント高いですね。

ここのお店はお値段もお優しいですし容量も多いので、新しい香りが出たのを発見するとついつい購入してしまい、現在6個コレクションしています爆  笑

 

 

Mind Your Own Beeswax スレッドコンディショナー

 

 

こちらの蜜蝋は未精製/未晒しかな、色が黄色です。

蜜蝋100%ですと、冬場の寒い時期は使う前にポケットとかに入れて温めて、少し柔らかくする必要があります。

その点を思うと、『Thread Conditioner』の方が年中柔らかくて使いやすいです。

でも、これはこれで持っていると「私、ソーイング上級者みたいキラキラキラキラキラキラ」とテンションが上がる一品なので、思わず買ってしまいますけれども笑い泣き

 

どのコンディショナーもいままでいろいろ使ってみましたが、糸の変色やキャンバスへの色移りは今のところ経験していません。

実はこの蜜蝋のコンディショナーは歴史が古く、現在のような品質の良い刺繍糸ではなくほつれやすく切れやすい刺繍糸だったころは必需品であったそうです。

 

ぜひぜひ、そんな歴史に思いを馳せて、スレッドコンディショナー使ってみてくださいねキラキラ

 

 

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昨年後半から手首の悪化で、ボールペンも握るのが大変なくらいでしたが、ちょっともう6月初めくらいから『チクチクしたいんじゃいびっくりマークという禁断症状が爆  笑

どきどきしながらフープフレームを持ち上げてみたところ、数時間くらいなら大丈夫そう。

軽井沢に持っていく荷物にも忍ばせて、新緑を眺めながらのんびりチクチクしました。

スーツケースからステッチセットを出していたら、『……持ってきたんか凝視と呆れられましたけど、そもそも休暇ってそういう事でしょ飛び出すハート

やっぱり、この癒しの時間はなにものにも代えがたいですねラブラブ

 

この写真は、昨年手首からぱきぽきと音がし始めた頃。

難治性のTFCC損傷なので、その内手術が必要なようですガーンガーン

なんて言われましたけど、まだこの時はちょっと侮っていて、痛いな……と思いながらもチクチクしていました笑い泣き

 

外周の部分を進めていきます。

 

AVRILさんのシルク糸「ハーモニー」のホワイト。

40ctのリネンが細かいからなのか、老眼の進行のせいなのか、針を刺す部分が見難くてちょっと大変です悲しい

多分後者笑い泣き

でも、つやつやしたシルクの輝きで、ホワイトの模様が浮き上がって見えるので、モチーフが出来上がるたびに感嘆のため息が出ちゃうキラキラ

 

外周を取り囲むモチーフの一番上の中心のモチーフまでステッチを終わらせ、楽しみにしていた内側に取り掛かりました。

この小さくて細かなモチーフがぎゅっと詰め込まれているデザインは、Anagram diffusionの特徴です。

LDSのデザインとはまた違った雰囲気で、とっても可愛いですねラブラブ

 

久しぶりに針を持っているので、もう楽しくてうれしくてラブ飛び出すハート

それもお気に入りのお道具に囲まれているこの机の上の光景も愛おしいです。

はぁ~かわいいラブラブ

 

外周をステッチしていた時は、赤白のクリスマスカラーだけどそこまでピンとくることはなかったのですが、モチーフが出来上がってきたら、雰囲気が冬だなぁと感じるようになりました。

ここで初めての動物のモチーフの登場です。

お馬さん。

これから時々いろいろな動物たちのモチーフが登場しますので、お楽しみにルンルン

 

 

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6月になった途端になんだか疲れがどっと出てしまい、あまり何も手につかなくてダラダラと過ごしてしまいまいました悲しい悲しい悲しい

中旬は軽井沢に滞在して、いつも行くお店でお食事をしたりローズガーデンを毎日散歩しながらリフレッシュできたので、ようやくちょっと気力も戻ってきた感じです。

のんびり過ごしながら、持っていった手仕事をチクチクする贅沢な時間も満喫飛び出すハート

軽井沢の物件巡りもとても楽しくて、セカンドハウス購入の夢が広がりましたラブラブラブ

もうすぐ万平ホテルの改装も終わるので、夏の終わり頃にまた行く予定です。

 

さてさて、前回の記事で書いておりましたJW2024のイベントは終了したため、その前までペイントしていたグスタフ・クリムトのアデーレブロッホバウアーの肖像Ⅰに戻りました。

 

image

これが前回まで。

約60%ができあがったくらいでしょうか。

バウアー夫人は茶色地獄が延々と続く作品なので、表情がある上からペインティングすると後はひたすら苦行だと思い、下からやり始めました。

ホントその決断は正解でした。

それでも模様のあるドレスの幅が広かった時は楽しかったんです……。

 

 

バウアー夫人の両サイドの渦巻き模様の背景が終わりました。

JWに手を出すまでは、バウアー夫人のこの渦巻き部分が最も難関だったのですが、JWをやった後でもやっぱり難関だと思いました笑い泣き

 

このバウアー夫人の原画の特徴の一つ、模様が立体的になるように表面が盛られているおかげで、光が当たるとその立体のラインに沿って輪郭が光ります。

その立体感の表現がこのダイヤモンドペインティングにもされているので、ドリルが並んでいるだけの平面でも、見た目渦巻き模様が光っているようにハイライトが入っています。

その渦巻き模様が多色で細かく表現されているので余計に大変でした。

 

そして、その模様部分からようやく脱出したと思ったら、また茶色い背景ですよ……。

 

単純にもやもやと広がる背景の茶色部分。

なのに色数多い笑い泣き

 

ダーリンに『いつも思うけど、よく飽きないね』と言われました。

いや、飽きてるよ~~絶望

 

でもね、実はここからが楽しみにしてた部分なのラブラブラブ

ずっと我慢してきたのは、この最後の25%の為!

 

ひとまずきりのいいところまでの進捗でしたパー

皆さま、急に暑くなってきましたので、お体ご自愛くださいね滝汗タラー