私は6月になると楽しみにしている果実があります。

それがグーズベリー(スグリ)です。

 

レッドカラントやカシスといった赤や紫色の実が一般的ですが、私は長野の母の実家の庭で採れるグーズベリーが、子どもの頃からの味。

 

グリーンに透き通る、まるで翡翠のような美しい実が、長野のさわやかな初夏を思い出させてくれます。

 

実は6月中旬、軽井沢に休暇に行っておりました。

酷い頭痛に悩まされていた頃なので、完全に休養という感じでお家でのんびりしていたのですが、朝市や道の駅・八百屋さんでこのグーズベリーが並んでいるのを見て、思わず買ってしまいました。

 

岐阜ではめったにお目にかからないので、ダーリンはどんな味??とそのまま食べてみようとしていましたが、ものすごく酸っぱいので生はやめた方がいいよと止めていました泣き笑い

本当に、生で食べるのはやめた方がいいです笑い泣き

 

加熱すると酸味が和らぐ上に豊かな風味が出てくるので、長野のおばあちゃんと昔作ったコンフィチュールにしました。

長野では塩漬けにするんですよね。

 

 
しっかりと洗います。
実の軸と花のあとを一つ一つ取り除きます。
この作業が大変すぎて、途中で投げ出しましたウインク
 
ちょうど実が300gあったので、210g(実の70%)のお砂糖をまぶして、水が出てくるまで置いておきます。
水が出てきたら火にかけ、柔らかくなったら火を止め、煮沸した瓶に熱いうちに詰めれば完成。
 
始めてスグリのコンフィチュールを食べたダーリンも、おいしいと言っていたので、来年もまた6月に行ったときには購入して作ろうと思います。