オーディブルを契約してから1年以上が経過しました。
いままで聴いてきた小説は自分でもびっくりの180冊
毎日の出勤前の用意したり朝ごはん食べたりの2時間、通勤時間で往復1時間半、そのほかにダーリンとお出かけしている移動時間。
他にはお風呂とか、手芸時間の没入タイムとか……。
時間があれば聴いています。
そんなながら聴きを手軽にしてくれている私の愛用アイテム『ambie』ですが、残念ながら今回引退してもらうことにしました
以前の購入記事では、すごい使いやすくて好きと書いていたのですが、その気持ちは今でも変わりません。
オープンイヤー型のイヤホンにそこまでの音質を求めていませんし、カナル型で外耳炎・内耳炎になってしまいやすい私には、この耳の穴を塞がないコンセプトのイヤホンはドンピシャ。
仕事中もハンズフリーで電話に出られますし、なによりつけていることを忘れるほど軽くて邪魔になりませんでした。
毎日、休日も含めてヘビーに使って、生活にも仕事にも欠かせないアイテムになっていたのですが、今回引退してもらうことにした最大の理由は……、
耐久性の低さ
でした
購入して3か月ほどで、片方のアーム部分がぽきりと折れてしまい、保証期間内ということで、ケースごと新品に交換してもらえました。
それから5か月ほど経った10月末、また片方がぽきりと
これはもうambieの素材というか構造上仕方ないんだと思います。
長く使えることを想定していないんじゃないかな。
イヤーカフのように耳の縁に装着するのですが、この形が完全に固定されていて取り付けるのに結構コツが必要です。
耳の裏側にある物理ボタンを押す動作も、気を使っていたってアームの根本に負担がかかりますし。
で、どうしても細くて弱そうなアームがポキっとなっちゃう。
物理ボタンでオンオフ、電話に出たり切ったりもできますし、すごく使いやすいんですが耐久性なさすぎ
気を使ってつけたり外したりしていても2回目折れたambieを見た瞬間、私の心も折れまして
オープンイヤー型の他のブランドのものはどうかと調べてみました。
HUAWEI Free Clip
Sony LinkBuds Open
JBL SOUNDGER SENSE
Bose Ultra Open Earbuds
良さそうかなという機種を選定。
それぞれ手に取って試してみました。
私は仕事中、時々シニアグラスをかけますし、強近視なのでうちにいるときにはメガネは欠かせませんので、オープンイヤー型でも、耳にかけてホールドするタイプは除外します。
ということで、音質はとてもいいと感じたJBLでしたが、ちょっとごめんなさい。
HUAWEIもナチュラルな聞こえ方に好感も持てましたし、ambieのような装着位置で親近感もありました。
こっちはアーム部分が柔らかくて装着しやすいです。
でも、なんか、デザインが好きになれない
そして物理ボタンじゃなくタッチセンサーになっているので、ロングヘアの私は何度か誤作動を起こしました。
Sonyはすごく人気だった前作の形を踏襲し、更にホールド力を高めた形に変化した新作が出ました。
音質はさすがSonyさん
だけど、耳のくぼみにはめ込む形が外耳炎になりやすい私には優しくなかった
どうしても痛いし。
そして、シングル使いがしたい私には、左右で固定されてしまう形も残念。
う~ん、最後はこれか……。
と、手にしたBOSE。
オープンイヤー型という、カナル型に比べるとどうしたって音質も落ちる機種に、この値段は高すぎじゃない
カナル型の上位機種に手が届いちゃうよと思ってましたし、手に取るまでは、悪目立ちしそうなごっつい感じの印象でした。
装着はambieと同じイヤーカフ型。
あんこの小田巻のようにのの字に巻いているような独特の形(ていうか小田巻ってみなさんご存知ですか?)。
片手で耳のくぼみにひっかけて、にょ~んと伸ばしながら耳の縁に巻き付ける感じで装着します。
あ、片手で出来るんだ、というのがまず好印象。
最初はスピーカーの位置と耳の穴の位置をイヤホンをずらしながら探りますが、ambieがほぼ真横の位置につけていたのに対して、BOSEは斜め45度ほどに下げてつけるのがベストでした。
これは耳の形が千差万別でしょうから、人それぞれですね。
つけた後のホールド感はすごくいいです。
HUAWEIもホールド感は抜群でした。
ジョギングぐらいだったらびくともしなさそうですし、私のように一日中長時間装着する使い方でも、全然つけていることを忘れてしまうほどなので問題ありませんでした。
音質は天下のBOSE様ですから、オープンイヤー型なのに重低音が結構すごくて厚みを感じます。
高音域ではシャリ感は否めませんが伸びが良くて透明感があり流石BOSE様。
クラシックを聴くのも心地良いです。
比べるのもアレですが、ambieの音質はもうへなちょこですから、雲泥の差ですね。
イマーシブオーディオという立体的に音を聴かせる技術も搭載されているので、映画鑑賞なんかも臨場感があります(イマーシブオーディオをオンにするとバッテリーが早く減りますが)。
オープンイヤー型は、スピーカー部分を耳の中に入れているわけではないので、どうしても音漏れしちゃう。
そこをBose様は音漏れ抑制にノイズキャンセルの技術を使って漏れた音を音で打ち消しています。
といっても、静かのところで大きな音で聴いていれば、音漏れはしますけども、かなり静かな方ではあるかな。
私はそんな大音量で音楽を聴いたりしないので、音漏れはあまりしないと思う。
あ~~、でも、マイクはなんか微妙みたい。
今までハンズフリーで仕事中にambieで電話を取ってもクリアに聞こえるといわれたのに、このBOSE様で取ると『外にいる?』『どっか遠いところ?』と言われることが多くなりました。
で、最初の印象の『ごっつい』ですが、装着してみるとそこまでは感じませんでした。
ただ、本体の色による感じです。
最初触らせていただいた時にブラックを付けたのですが、それは存在感がすごいな……と思いました。
でもホワイトは柔らかい印象になってキレイ。
シルバー部分がHUAWEIのようなメタリック感なのがちょっと目立つ……。
新色のムーンストーンブルーもきれいだけど、そんなに惹かれることもないなぁ。
そしてここでお兄さんのとどめの一言。
『60周年記念限定カラーが出ましたよこのシルバーメタリックの部分が白くて、全体的にパールっぽい色で優しいですよ』
お兄さん
なんてことを言うんですか
買ってまうやろ
ということでお買い上げです
残念ながら写真は、パール感がどうしても写りませんでした。
あ~あ、まんまと買ってしまいましたよ
ambieの2倍の金額ですよ~
私がこだわっていた物理ボタンでの操作ですし、シングル使いもできる。
バッテリーも大体仕事中くらいは交換しなくても持ちそう。
手にしたらわかるこの耐久性の良さ。
うううううううんんんん、ま、いっか
この金額が惜しくないと思えるくらい、毎日使ってやるわ