続いて日曜日は終日の雨。
ストーブ炊いた作業小屋でカム回りの整備の続きを。
HVA の分解
全てのHVAのヘソの出具合を計測したのですが、著しくスティックしてるのは無かったです。
複数個に0.5mm以内のバラツキがある感じです。
これくらいで始動不良は起こりえるのか?
タペット内部のオイルを排出し、粗方洗浄します。
ギラギラした鉄粉の混じった汚れたオイルが沢山出て来ます。
オイル交換しても、HVA内部まではなかなか入れ替わらないんじゃないかと思います。
超音波洗浄
念の為、細部のスラッジも落ちる様に5分ほど。
超音波洗浄後も再度パーツクリーナーを用いて汚れ確認。
組付け
潤滑しながら組付けました。
本体に組む時は、オイルを通してからやろうと思います。
通さなくても次第に回復するみたいですが・・・。
左上の3個が洗浄済
24個、分解洗浄しました。
ステムシールの交換
プラグホールからエアを充填するとインテーク側に抜けてきます。
なんで? バルブにカーボン噛んでるのか・・・燃焼室はイイ状態ではないですね。
チョット不安なので教えて頂いたロープを燃焼室に落とす方法でやってみました。
いづれにせよ、ピストンをなるべく上死点に持って来て作業する事は前提ですがね。
1番シリンダーは完了
飽いてきたし、夕方近くになり「嫁さんが買い物に行くぜ!」というので、この日は終了。
バルブリフターを作りながら
バルブスプリングの脱着は、バルブリフターを作って対応しました。
上のナット付きプレートをカムホルダーのスタッドボルトに固定して、ナットにボルトを通してボルトを締め込んで下のプレートごとバルブスプリングを押す感じです。
1番シリンダーが終わった時点で再び燃焼室にエアを充填してみましたが、今度はインテーク側に漏れる事はありませんでした。
やはりカーボンが噛んでたのでしょうか?
ホントはヘッド降ろして燃焼室の清掃とバルブの擦り合わせやりたいんですがね。
どうするか悩んでます。
色々と部品手配しなければならないし、補器類を外して回らないとならないし・・・競技車両ではないのでソコまで手を入れる気は無いんですよね~って、ここまでヤルならついでだろっ!って脳内で葛藤してます。